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虎杖side
戸惑った。
あんな辛そうな顔をした彼女を
見たことが無かったから。
やっぱり俺と話すの…疲れてるんだよな。
昨日あんな事言ったからだ。
「昨日のこと…ごめん。
俺が自分の立場も考えずにあんな事言ったら
そりゃ困るよな。
マジでごめん。
全然忘れてくれて大丈__『五条先生がね』」
『愛ほど歪んだ呪いは無いって言ってたんだ』
「…え？」
『…いっその事、呪い合えたら良かったのに』
驚きすぎて、彼女に抱きしめられてると
理解するのに時間が掛かった。
「え…な……」
『私は虎杖くんを信じてる。
絶対に…何があっても、負けないで』
抱きしめる力が強くなる。
その小さな背中に、触れようとした時
彼女は俺から離れた。
『…自販機行ってくるね、何かいる？』
「あ…いや俺は大丈夫……」
『そっか、良かった』
俺は何も言えないまま、1人残された。
そして5分後
伊「大変お待たせしました…って
あれ？虎杖くんしか＿＿」
その時、伊地知さんに電話が入る。
慌てようから相手が彼女だと分かったけど…
伊「え？特級…ですか？
どうして君にそんな事が……」
『いいから引き返して！！！』
電話越しに聞こえる
初めて聞くような強い口調。
伊「…分かりました。
とりあえず君も戻ってきて___＿＿
…切れた………？」
何回俺が掛け直しても
その電話はもう、繋がらなかった。
辺りを探しても、どこにもいなかった。
嫌な予感がした。
高専に帰って確認すると
俺と彼女が行こうとしてた案件は
彼女のいう通り特級案件だった。
実際代わりに任務に行った五条先生には
俺と彼女だったら2人とも死んでいたと言われた
彼女は行方不明とされていたが
部屋に任務前日に書かれたものである遺書が
あった事から
死亡は確定だとされた。
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真吹雪 - 面白い！特に釘崎野薔薇の嫌いだ、が個人的にお気に入りです！ (2022年8月2日 20時) (
レス) id: 10e86807f4 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - 歌姫の妹の設定の話とても面白かったです！ (2021年3月26日 15時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 妃さん» ヒロアカの作品に引き続きこちらも読んでくださり本当に嬉しいです、ありがとうございます（ ; ; ）歌姫のやつは連載候補に密かにあげてます（笑）その時はよろしくお願いします！ (2020年12月10日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
妃 - どのお話も素敵でした！歌姫妹の設定が個人的に好きです！他の作品もいつも楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2020年12月9日 1時) (レス) id: edafa70660 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！宿儺のやつも結構しんみりしながら書きました（笑）検討しておきます！ (2020年11月25日 19時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2020年10月24日 0時
