三十三話 ページ34
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下に降りて耳郎ちゃんに話しかけた。
「さ、さっきはごめん！色々迷惑かけちゃって...
...後、そのお詫びと言っちゃああれだけど...」
「...？」
私は耳郎ちゃんに近づいて小さな声で耳打ちした。
「...今日じゃなくてもいいけど、
...いつか、暇な時に時々部屋で音楽の話とか
私が歌歌ったりするよ。...後、少し相談もしたいし...
...一応友達、だからさ。」
「！！...もちろん！！それ今日でもいい！？
...ここだと音楽の話とかできないから超嬉しいよ！！
それどっちの部屋でするの？」
「...別にどっちでもいいよ。
ただ、耳郎ちゃんの部屋が色々話しやすいと思う。
...私、自分のお金とかは
耳郎ちゃんと前話したあれの広告収入だけしか無いから
CDとか楽器はたくさん持ってないし...」
「そうなの？
じゃあそれならウチの部屋で話そう。
ついでに、文化祭の曲で少し相談事したいことがあるから、
それもいい？」
「いいよ。」
「分かった！じゃあ、夜になってAが暇になったら
ウチの部屋来て。」
「分かった。」
「...よく分からないけど、どんどん話が進んでいくね...」
「...最近はほとんど私達と
まともに話していなかったのに...」
「...耳郎ちゃんとあんなに笑顔で話してる...」
「いいな〜！私もAと仲良くしたいのに〜！」
「...でも、Aちゃんと
どうやって仲良くなったんだろうね〜...」
「たしかに...」
「...私、Aさんが何故かびしょ濡れになって
寮に入ってきたとき一番に
耳郎さんが声をかけていたのを見ましたの。」
「...ああ。あの緑谷に色々言ってたやつね。
それがどうしたの？」
「...その時、耳郎さんとAさんが話していたのですが
話の内容はよく分かりませんでしたが、
最後にAさんが
“私、今耳郎ちゃんのことを好きになったよ！”
と言っていました。
もしかしたらその時仲良くなったのかもしれませんわ！」
「なるほど...でも何で...？」
「たしかに...何でAちゃんは
耳郎ちゃんのことを好きになったのかなぁ？」
「...何かきっかけがあった...ということね。」
「おそらく...」
「じゃあ何のきっかけがあったの？」
「それは分からないけれど...」
「...分からないなら聞いてみればいいじゃん！」
「誰に？」
「本人は流石にあれだから...耳郎に聞いてみようよ！」
「...そうだね。時間ができたら耳郎ちゃんに聞いてみよう！」
「だね〜！」
(((女子めっちゃポジティブ...)))
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桜 - 伊織さん» ありがとうございます！！！更新頑張ります！！！ (2020年5月18日 16時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - すっっごい好きですうう…これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください！！ (2020年5月16日 23時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 腐った鬼さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！！ (2020年5月15日 16時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
腐った鬼(プロフ) - めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2020年5月15日 3時) (レス) id: ddcd1c8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 雪さん» ありがとうございます！！あまり評価が無いので面白くないのかな？と思っていたので凄い嬉しいです！！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tragic hero | 作成日時：2020年4月8日 7時
