イケメンの妹になりました【JK】 (ページ5)

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ジョングクさん改めジョングクオッパと一緒に朝ご飯を食べて、今日は念の為に早く家を出てくれるらしい。

いつもはオッパは遅刻ギリギリ勢らしい。

『いってきます、！』

JK｢...いってきます｣

あ、これオッパいつもは絶対言ってないな。

学校まではなんと歩いて15分らしい。
ちらほら同じ制服を見た女の子がこちらをチラチラと見てくる。いや、こちらというより隣の御方ですけどね！！

JK｢...｣

『.....』

オッパって呼んでくれとか言うからちょっと仲良くなった気でいたけど、勘違いだったらしい。お通夜みたいな雰囲気が漂っている。

『あっあの、なんとなく道わかったんで私先にいきましょうか...？』

JK｢なんで？｣

『えっと、そのつまらなさそうだから...？』

JK｢...そんなことない｣

あ、はい。愚問なんかしてすみませんでしたぁぁぁ！

それにしてもやっぱ、この顔面だもん。オッパ超モテモテじゃん。
学校が近づくにつれ、オッパを見る度に色めきたつ女の子達も増えた。...の割にオッパは無関心というか欠伸を零しながらだるそうに隣で歩いている。

うん、どのタイミングで離れたらいいんだろう。
...でも私教室とかわかんないや。

JK｢...A、何組？｣

『えっと、2組です』

JK｢送る。靴箱別だからスリッパに替えたら待ってて｣

『えっ、あ、はいありがとうございます』

JK｢お待たせ、こっち｣

女子｢待ってジョングク先輩こんなに早く来てるの初めてじゃないっ！！｣

女子｢てか待って、隣の女の子誰？｣

女子｢えーショック。てかジョングク先輩に仲良い女とかいた！？見たことないよ？！｣

『いや、やっぱり私1人で行きますよ』

JK｢...ん｣

転入そうそう女子に吊るされたくなかったからそう言ったのに、なにか気に触ったのか不機嫌そうな顔をしたジョングクオッパは私の腕を掴んでズンズン歩きだした。

『えっ！ちょっ、』

JK｢送るって言ったじゃん、何も考えなくていい｣

『...はい』