イケメンの妹になりました【JK】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:2,199 hit

2 ページ2

家の内装は期待を裏切らないというか、一言で表すなら｢豪華｣に尽きる、そんな感じ。

白で統一されたインテリアの中に所々に見られる観葉植物が置いてあって、ほんとに気後れしそうなくらい綺麗だった。

FA｢Aちゃんの部屋は2階に上がってすぐ右の部屋だよ！ちょっとごめんね仕事ですぐ折り返し電話しないといけないから自分で行けるかな？｣

『あっ、えと...はい、大丈夫です』

２階に上がってどっちって言ったか聞き取れなかったけど、まあ行ってみたら分かるかな？

慎重に階段を上がる。

うん、なんとなく左な気がする。人もいる雰囲気も無いし、開けてみよう。

そう思い、ドアを開けた瞬間、

ーーー3度目の衝撃。

JK｢.....誰？｣

『ひっ、すみません！部屋間違えました...っ』

ヘッドフォンをつけたまま、パソコンゲームをしていた超絶美形な彼は視線を私に移した。しかも心なしか睨まれてるような気がする。

それもそのはず、初対面の女が自分の部屋に入ってきたんだもんね！！

JK｢もしかして...Aさん？｣

『は、はい。...不束者ですがよろしくお願いします』

JK｢.....ジョングク｣

そう言うと彼は視線をパソコンに戻した。
ジョングクって彼の名前のこと...？
はっ、無言ってことは出ていけって事だよねすぐにでも出ていきます！

急いで右の方おそらく自分の部屋であろう部屋に入って、心臓を落ち着かせる。

そりゃ、あのチョンさんの息子だ。かっこよくないわけが無い。...でも想像以上に整った、まるでアイドルのような容姿に衝撃を受けた。

『金持ちでイケメンの遺伝子引き継いでるとか神様結構不平等じゃね？』

設置されていた姿見に映った自分の姿は想像以上にやつれていた。