P.96〜Shigeoka side〜 ページ46
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重岡「ぜんっぜん！
しばらく実家に帰れてへんから
久しぶりに家族と過ごせた気して嬉しかったって言うんかな」
父「そっかぁ。」
重岡「はい！」
父「……俺はさ」
急に真面目なトーンで話し始めるお父さん。
重岡「…？」
父「将来娘が結婚するなら
普通に暮らせるくらいの収入があって
娘を幸せにしてくれる人なら誰だっていい。
そう思って、いつか孫の顔見るの楽しみにしてた」
重岡「……」
父「けど、結婚考えてるって連れて来たのが
一般人とは程遠いアイドルやってる人で最初本当に驚いたよ。笑」
重岡「そうっすよねぇ…」
父「絶対うまくいくはずないって思った。
でも、俺が勝手にどうせ芸能人なんだからって
大毅くん自身を見ようともせず決めつけてたんだって最近反省した。」
重岡「……」
父「まだ認めきれない部分はあるし
本当に娘が幸せにしてもらえるのか、なれるのか不安はある。」
重岡「……」
父「でも、娘が選んだ人だし
俺たち家族のためにこうして色々してくれたのも事実だ。
だからさ、大毅くんに賭けてみようかなって」
重岡「えっ？」
父「…認めるよ、一緒に住むこと」
重岡「っ、ほんまですか！？」
俺から言おうと思ってたのに
まさかお父さんの方から言ってくれると思わなくて
嬉しさのあまり勢いよく立ち上がってしまった。
父「ちょっ、おいおい！水掛かっただろ！」
重岡「あっ、す、すんません！！」
父「ったく。笑
……俺も楽しかったよ。大毅くんが家に来てからの生活。
最初こそどんな接し方すればいいのか分からなかったけど
一緒に晩酌付き合ってくれたり本当に息子が1人増えた気がして。」
重岡「へへっ、」
父「娘はさ、大毅くんの事なら全部受け入れてくれるはずだ。
悔しいけどそれくらい惚れてるみたいだしなぁ。
だから、頼む。傷付ける事だけはしないでくれ」
重岡「そんなん当たり前やないですか！
絶対幸せにしてみせます！」
父「娘のこと、よろしくお願いします。」
そう言い俺に頭を下げてきた。
重岡「ちょっ、やめてくださいそんな！
頭下げるんはこっちですって！
認めてくれてありがとうございます！」
父「…っはぁー。そろそろ上がって日本酒でも飲むかぁ」
重岡「へへっ、今日はとことん付き合いますよー！」
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WEST LOVE(プロフ) - ちょびすこさん» ありがとうございます！ (2021年3月20日 23時) (
レス) id: f5f1e11ecc (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 菜々さん» コメントありがとうございます！続編のパスワード解除致しました！少しずつページ数公開できればと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 重岡愛華さん» コメントありがとうございます！続編の方パスワード解除致しました！少しずつページ数更新できればと思いますので、引き続き重岡くんとの物語楽しんでいただければ幸いです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 20001214hanaさん» コメントありがとうございました！続編の方パスワード解除致しました！少しずつですがページ数更新できればと考えていますので、引き続き読んでいただけると幸いです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます！続編の方パスワード解除致しました！少しずつですがページ数更新できればと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょびすこ | 作成日時：2020年11月4日 19時
