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────次の日
『おはよ〜』
母「あ、おはよう。
寝るの遅かったけどちゃんと休めた？」
『うん、平気。
あれ、お父さんは？』
母「もう出たわよ？」
『もう？』
母「残業はしたくないから早めに出社して仕事するんだって」
『にしても早いね』
母「大毅くんは？」
『今日は11時くらいにお迎え来るって言ってたから
いつもよりはゆっくりみたい』
母「そっか」
『さて、お弁当作っちゃおうかな』
母「お父さんに作ったのあるから良かったら使って？」
『ありがと〜』
私のお弁当だけだし適当に詰めちゃおう。
母「あっ、そうだ」
『ん？』
母「お父さんがありがとうって言っといてって」
『……誰に？』
母「大毅くんに」
『えっ』
母「昨日、無理言ってわざわざ食事してるところ抜けて来てくれたから」
『あー…』
母「直接は言えないからお母さんから言っといてってさ」
『ふふっ、大毅くんにも伝えとく』
母「うん、お願いね」
"ありがとう"か。
まさか、お父さんがそんな伝言頼むとは思わなくて思わず口が緩む。
.
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.
『あ、もうこんな時間だ。』
お弁当を詰め終え軽く朝食を取り時計を見ると7時30分を回っていた。
部屋に家を出る準備をしに上がるとまだ気持ち良さそうに寝る大毅くんの姿。
その横で静かにスーツへ着替える。
『よしっ、』
準備が整いもう一度大毅くんを見る。
『起こさなきゃダメかな』
大毅くんはまだ起きなくてもいい時間だけど
昨日起こせって言われてるしなぁ。
『声だけ掛けて行くかぁ』
寝ている大毅くんを優しく叩く。
『大毅くーん、』
起こす気あるのかってくらい小さい声でそう声を掛ける。
『こんなんじゃ起きる訳ないよね。笑』
でも、声は掛けたし。
『行ってくるね、大毅くん』
ちゃっかり頬にキスをして部屋を後にした。
→
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WEST LOVE(プロフ) - ちょびすこさん» ありがとうございます！ (2021年3月20日 23時) (
レス) id: f5f1e11ecc (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 菜々さん» コメントありがとうございます！続編のパスワード解除致しました！少しずつページ数公開できればと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 重岡愛華さん» コメントありがとうございます！続編の方パスワード解除致しました！少しずつページ数更新できればと思いますので、引き続き重岡くんとの物語楽しんでいただければ幸いです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - 20001214hanaさん» コメントありがとうございました！続編の方パスワード解除致しました！少しずつですがページ数更新できればと考えていますので、引き続き読んでいただけると幸いです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます！続編の方パスワード解除致しました！少しずつですがページ数更新できればと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2021年3月17日 3時) (レス) id: 08effbf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょびすこ | 作成日時：2020年11月4日 19時
