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玄関を出て行った大毅くんの腕を掴んだ。
『大毅くん……』
重岡「……」
『…ごめん、お父さんに絶対認めて貰えるようにするから』
重岡「……」
何も言ってくれない大毅くん。
そんな彼に不安が込み上げてくる。
『嫌だよ…。
別れるなんて言わないよね？
……そんな事言われるくらいなら許可なんていらない！
私今すぐこの家出てく！』
重岡「……っはぁー。」
泣きそうになる私に体を向け、ギュッと抱きしめた。
重岡「緊張したぁ。」
『大毅くん…？』
重岡「ええお父さんやな？」
『へっ？』
重岡「Aの事よう考えてくれてるええお父さんや。
ちょっと甘く考えてたわ。
すんなり許可貰えるんちゃうかなぁって」
『……』
重岡「別れるなんて言うかアホ」
体を少し離していつもの笑顔を向けおでこにデコピンされた。
『いてっ、』
重岡「俺が諦め悪いん知っとるやろ？」
『大毅くん…。』
重岡「負けず嫌いの心に火ついた」
『……』
重岡「認めて貰える方法考えたる」
『っ、』
てっきり、お父さんの言葉に諦めモードになってしまったと思った私。
安心して涙が溢れそうになった。
重岡「なんで泣くん？笑」
『だって、もう諦めて別れるって言うのかと思ったから』
重岡「誰やと思うてん？俺やぞ？」
『ん、ごめん』
重岡「もっと信用せえアホ！笑」
『ん。』
重岡「まーだ会うて1回やで？
Aの方がもうあかんって思うてんちゃん？」
『……思ってないし。
認めて貰えるように頑張るもん』
重岡「っしゃ、その意気や。
……今日は帰るな？
あ、家戻って喧嘩したあかんからな」
『……大毅くんの家行っちゃダメ？』
重岡「俺も一緒におりたいけど
今はお父さんに誠意見せる事が優先やろ？
そないことしたら余計マイナスイメージになるからあかん」
『そ、だね。』
重岡「帰ったら電話するから、な？」
『分かった。』
重岡「ん、ほな家入り？」
頭をポンポンと優しく撫でて安心させる様に笑顔を向けてくれた。
『気を付けてね？』
重岡「おん、ありがとう」
帰ってく大毅くんの背中を少し見送り、家に戻った。
→
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ちょびすこ(プロフ) - はるはるさん» コメントありがとうございます！続編については、ある程度ページを書き進めてから公開させて頂く予定ですのでもう少しお待ちいただけると嬉しいです！早く読んで貰えるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いします(^^) (2020年11月26日 5時) (
レス) id: 94ca92dfa7 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！続編についてですが、ある程度書け次第、公開予定ですのでもう少しお待ちいただけると幸いです(;_;)公開出来ましたら引き続きよろしくお願いします(^^) (2020年11月26日 5時) (レス) id: 94ca92dfa7 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！続編についてですが、ある程度ページを書き進めてから公開する予定ですので、もう少しお待ちいただけると嬉しいです！公開しましたら続編の方も是非よろしくお願いします(^^) (2020年11月26日 5時) (レス) id: 94ca92dfa7 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - ゆりさん» コメントありがとうございます！続編についてですが、ある程度ページを書き進めてから公開する予定です！早く公開できるよう準備しておりますので、もう少しお待ちいただけると嬉しいです！公開しましたら是非続編の方もよろしくお願いします(^^) (2020年11月26日 5時) (レス) id: 94ca92dfa7 (このIDを非表示/違反報告)
ちょびすこ(プロフ) - Sayukiさん» コメントありがとうございます！続編についてですが、ある程度ページを書き進めてからパスワード解除予定です！公開までもう少しお待ち頂ければ幸いです(;_;)引き続きキュンキュンして頂ける作品になるよう頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年11月26日 5時) (レス) id: 94ca92dfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょびすこ | 作成日時：2020年10月15日 10時
