106話 ページ13
Noside
侑｢＿＿＿なあ、｣
及｢！！！｣
ガラガラ、とドアを開け、侑が及川達を見下ろした
侑｢ひとつだけ、聞きたいことと、言いたいことがあるんやけど。｣
侑｢…Aを好いとるなら、なんでその事を言わなかったんや。｣
及｢！｣
及川が目を見開き、侑を見つめる
侑｢Aを好いとるなら、っ、それを伝えればよかったやろが！！！！｣
侑が及川の胸ぐらを掴み、激しく揺さぶった
岩｢おい、｣
及｢…、｣
岩泉が止めようとしたが、及川が岩泉を止める
及｢殺したいほど、好きなんだよ。それでも、もう終わったことだから、｣
侑｢ならいつまでもウジウジしてんなやアホ！！！｣
がんっ、と及川に頭突きをすると、侑のパラパラと前髪が落ちてきた
及｢っ…、｣
侑｢お前の趣味、嗜好とかにはなんも口出さん。ただ、
Aは俺の女や。次手出したら容赦せん。｣
次はないと思うけどな、と小さく呟きドアを閉めた
＊＊
『…侑、汰雅、孝樹』
北｢A、入るで｣
コンコン、とノック音がするとドアが開いた
『…北さん。』
北｢飯食うとらんやろ、なんか食わなあかんで｣
『今、食欲なくて笑』
Aがあはは、と笑うと北がAの頬に手を添える
北｢…無理して笑うな、そないな顔似合わん。｣
北がテーブルに飲み物とご飯を置くと、Aの頭を撫でた
北｢俺はいつでもAの傍におる、頼ってくれや、｣
琥珀色の瞳が、Aの瞳を覗き込んだ
『…ありがとう、ございます、』
声が震えて、微かにしか出ない声をしっかりと北はとらえ、優しく微笑んだ
北｢ええ子。｣
ぽんぽん、と頭を撫でそっとAの部屋を出た
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紅映 花(プロフ) - ぷるーすとるさん» わーい！！！ありがとうございます！！！！！！！！！ (2022年3月26日 15時) (
レス) @page5 id: bf47e679f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるーすとる - 一気読みしてしまいました…！すごく好きです！文章では伝わり切らないほどテンションぶち上がっております！ (2022年3月16日 22時) (レス) @page14 id: d164243b11 (このIDを非表示/違反報告)
紅映 花(プロフ) - ｼﾗｽﾁｬﾝさん» うわああああんんんんおまたせしてすみません！！！！！更新頻度あげられるよう頑張ります！！！ (2021年8月11日 20時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾗｽﾁｬﾝ(プロフ) - 待ってました！ (2021年8月8日 16時) (レス) id: d01cf80ca9 (このIDを非表示/違反報告)
紅映 花(プロフ) - 月宮神楽さん» お待たせしてすみませんんんんんんん！！！！！侑はイケメンだと思ってます（ (2021年8月7日 19時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅映 花 | 作成日時：2021年2月16日 19時
