記念すべき100話 ページ6
貴方side
黒｢…はいはい降参、おじょーさんの勝ちです｣
黒尾さんがにんまりと笑い私の左手をとると、私の指に口付けをした
『！…ほんっと懲りてませんね』
黒尾さんから降りてソファに座り直すと、黒尾さんも座り直した
『それで、黒尾さんに依頼した組織は？』
黒｢…青葉城西、通称は青城｣
『！！青城…？』
青城って…及川徹がいる……
黒｢どーしました、おじょーさん。震えてますヨ？｣
『えっ、あ、いや…ううん、大丈夫…』
及川、徹…
黒｢…｣
大丈夫、大丈夫…
黒｢…おじょーさん｣
『！な、なに？、』
黒尾さんが真面目な目で私を見つめる
黒｢無理に聞き出すつもりは無いけど、何かはあるんでしょー｣
『！』
黒｢相談しやすい人に相談したら良いんじゃないんデスカ｣
侑や治は…忙しいよね、汰雅や孝樹くんたちは…大事にしちゃうだろうし
徹のことを知ってて…相談しやすい…
『…ありがとう、黒尾さん。』
黒｢いーえ｣
＊＊＊
『はぁ、…いるかな、』
ｺﾝｺﾝ
？｢、はい｣
『飛雄、今いい？』
影｢いいぞ、日向も居るが｣
日｢Aかー？｣
ドア越しに聞こえる日向と影山の声に、少し心が落ち着く
『うん、ありがとう…入るね』
ドアを開けて部屋に入り、床に座る
影｢どうしたんだ？｣
『えっ、とね…青城の、及川徹についてのこと、なんだけど……』
私が小さな声で話すと、飛雄にガッと肩を掴まれる
影｢お前、あいつに何かされたのか？！｣
『違うよ、大丈夫。今は何もされてない。』
日｢…おい影山、落ち着けって｣
翔陽が飛雄を宥めると私の肩を離し胡座をかいた
『…今回Catに私を殺すっていう依頼をしたのが…徹なの』
影｢！！｣
日｢えっ、｣
2人が目を丸くして、拳を握りしめる
『徹は、まだ私がマフィアと関係がなかった頃の…
元恋人なのは、知ってるよね』
日｢…おう｣
影｢…｣
『多分、マフィア界で私の名前が知られてきて、Eagleと同じ時のように私が脅威だと分かって依頼をしたんだと思う…自分の手を、汚さないように』
もともと、汚れているくせに……
一般人だと装って私の恋人になった徹。ある日行方不明になって、その日を境に私に不可解なことが起きるようになったのだ
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紅映 花(プロフ) - ぷるーすとるさん» わーい！！！ありがとうございます！！！！！！！！！ (2022年3月26日 15時) (
レス) @page5 id: bf47e679f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるーすとる - 一気読みしてしまいました…！すごく好きです！文章では伝わり切らないほどテンションぶち上がっております！ (2022年3月16日 22時) (レス) @page14 id: d164243b11 (このIDを非表示/違反報告)
紅映 花(プロフ) - ｼﾗｽﾁｬﾝさん» うわああああんんんんおまたせしてすみません！！！！！更新頻度あげられるよう頑張ります！！！ (2021年8月11日 20時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾗｽﾁｬﾝ(プロフ) - 待ってました！ (2021年8月8日 16時) (レス) id: d01cf80ca9 (このIDを非表示/違反報告)
紅映 花(プロフ) - 月宮神楽さん» お待たせしてすみませんんんんんんん！！！！！侑はイケメンだと思ってます（ (2021年8月7日 19時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅映 花 | 作成日時：2021年2月16日 19時
