稼いだる ページ41
貴方side
『よし、』
ピンポーン
『あ、来た来た。』
『はーい』
ガチャ
侑「おはよぉさん」
『うん!おはよ!』
『行こう!』
侑「おん」
*
『あー、楽しみだね』
侑「今日はほとんど教室からでないけどな」
『ふふ、頑張ろ?』
侑「ふっ、おん、頑張ろうな。」
『侑の為にワックスと化粧品持ってきたよ!』
侑「俺化粧するん…?」
『んー、そんな女の子みたいな化粧じゃなくて、まつ毛と眉毛整えたり、少し肌の色を明るく見せたりするだけだよ』
侑「ほぉん」
***
ガラガラ
『執事・メイド喫茶頑張るぞー』
侑「おん、どのクラスよりも稼いだるわ」
『侑も顔も性格もいいから大丈夫』
侑「お、おん…」
*
『ワックスつけるよ』
侑「おん」
『こんな感じがいいかなぁ〜』
髪の毛をわしゃわしゃとする
『あ、左側は上にあげよう』
侑「…なんかええ匂いするんやけど」
『りんごの香り!』
侑「そんなんあるんか」
『うん!』
『よし、髪型はこれぐらいで…』
『あとは化粧ね』
化粧ポーチを開く
侑「…色々入っとんなぁ」
『ふふ、動かないでね』
*
『…あとは目元……よし、できたよ。鏡見て見て?』
侑「…男前になっとるな」
『えっへん。』
モブ珠「次はAちゃんやで!!」
『はーい…』
ずるずると引きずられていく…
***
『…まだ?』
モブ珠「まだ」
『…』
***
モブ珠「できたで!ほんっま可愛ええ!!!」
モブ三「かっっわええ」
『…あ、ありがと…?』
モブ珠「宮くん見てみぃ!!」
侑「あ、お、ん…!」
『…え、変?』
ぶわわっ、と顔が真っ赤になる侑
『!!』
侑「っ、」
モブ三「どうや、可愛ええやろ?感想言ってみ?」
侑「…」
モブ三「はよ言ってみ?」
侑「っ」
『…似合って、ない?』
侑「!!」
侑「…可愛ええ」
モブ珠「それだけ?」
侑「あ゙ぁ!!世界一可愛ええんやない!?」
『!?せ、世界っ、』
せかい、いち、
モブ三「ヒュ〜」
侑「はよ行くで!!」
『う、うん、』
***
モブ「本祭、始まりや!!」
モブ来「開店!」
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作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年8月10日 0時