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喉痛かったしな ページ30

貴方side



朝 学校



『侑ぅぅぅうううううう!!愛してるぅぅぅぅぅぅうううう!!!!』



侑「喧しぃ!!!!」



『好きだぁぁぁああああ!!!』



侑「うっさいわ!」



『ゴメンナサイ』



モブ「平常運転やな」



『えへへへへ♡♡』



侑「ほんま喧しぃな」



『なによー、私が愛のある看病してあげたから早く治ったんじゃんか!』



侑「感謝はしとる」



『…』ムスッ



侑「そんなムスッとすんなや」



わしゃわしゃと頭を撫でられる



『私の頭は丁寧に扱えよな!!』



侑「別になんでもええやろ」



『ちぇっ』



『侑が風邪引いてる時は私が好きって言っても喧し、とか言わなかったのにー』



侑「喉痛かったしな」



『チッ』



『でもそんな侑も好き♡♡』



侑「…」



『無言ってこんなにも辛いんだね』



銀「またやっとるん?」



『またやってる♡』



『もっと私が可愛くてうぶだったら』


くいっ、と銀の裾を引っ張って



『…す、好きだよっ、



とか出来たのにね』



銀「っ、////」



『何照れてんだよー私可愛いけどそこまで美人じゃないぞ』



侑「なにしとん、銀が茹でたこになっとるやろ」



侑に後ろからチョップをくらう



『いたっ、』



くいっ



『いや、こうやって裾引っ張ってさ』



『…す、好きだよっ、』



『とか出来たらいいのになって話してた。』



侑「…」



侑に目隠しをされる



『え、なに、前見えないんだけど』



『てか無言辞めれ。』



侑「(…不意打ちはあかん)」



全「(宮が照れとる…)」



侑「(…///)」



『ちょっとちょっと、なに、まじで前見えないんだけど』



侑がぱっと手を離す



『うわっ。急に手離したから目がチカチカする…』



侑「…」(真顔)



『そんな可愛くなかった!?真顔になるくらい!?』



全「(いや、可愛ええからやっとで真顔なんやろ)」



『顔に出すぎでしょ…』



…気持ち悪かった!?



『気持ち悪かった?ごめんね???』



侑「…別に気持ち悪かったわけやない」



『そ、そう?ならいいんだけど…』



良かった…()



『……あ〜、眠い…寝よ…』



侑「これからHRやん」



『…あ、HRに文化祭実行委員決めるんだっけ…』



『HRまであと10分あるからそんとき起こして』



侑「…ん」



『なんだかんだ言って優しいねぇ侑は♡』



侑「うっさいわはよ寝ろ」



『へい。』

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作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年8月10日 0時

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