幼馴染の侑に全力で好きを伝え続けて2年。(現在進行形) (ページ13)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:81,646 hit

やっとの昼休み(昼食の集いは無し) ページ13

貴方side

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ﾊﾞﾝｯ

『笑ぃぃぃいいいい！！！』

笑｢わぁ！？どしたん！？｣

『ねぇねぇ、笑と治が実行委員でしょ？』

笑｢なんで知っとるん？｣

『私が治に笑と実行委員やりなよ！って誘ったから。』

笑｢やから治に誘われたんか…｣

『じゃあちょっと治！！！』

治｢なんや、そんなでかい声ださんくても聞こえとる｣

『あ、はい。って、そうじゃないの』

『2人ともよく聞け、銀とやるはずだった実行委員なぜか侑が立候補しやがった』

治｢…なんなあいつほんま｣

笑｢ええぇ…｣

『銀誘ったのに裏切られたんだよ！？』

『ほんと藁人形で呪ってやる』

角｢やり方原始的すぎるでしょ｣

『じゃあ丑三つ時に銀の布団の横に立って』

『ばぁあ！！ってやる？』

笑｢怖いは怖いやろうけど家入れんやろ｣

『うう…』

『てかすんなり会話に入ったな角名よ』

角｢面白そうな話してるから。｣

『私もうすぐ命日かもしれない』

『侑成分が足りない』

治｢治成分いるか？｣

『もらう』

角｢そこは侑一筋じゃないんだ｣

『…ん？治成分ってなんだ…？(哲学)』

笑｢急な哲学｣

『はぁ…』

治｢ため息ばかりついてたら幸せ逃げるで？｣

『侑の幸せが私の幸せなので大丈夫ですーー』

角｢てか侑のどんなところがいいの？いい所なくない？｣

『！…それは笑との秘密だから。』

笑｢私だけやで、知っとるの。｣

角｢え、気になるじゃん｣

治｢俺も気になるわ｣

『いやや、絶対教えない』

角｢いいじゃん、教えてよ｣

『…侑の本当に良いところは私だけが知ってればいいの。』

そう、これだけは私だけの秘密

笑にも、秘密だ

『…これだから侑が大好きなんだぁ』

笑｢…なんか惚気られてるみたいやな｣

『はい！？そんなわけないじゃん絶賛喧嘩中だわ』

角｢絶賛…？｣

『…侑と話したいなぁ』

治｢話せるんやない？実行委員やし｣

『そうだねぇ…』

『5時限目は集合だしね』

『…じゃあ頑張って準備してくるね』

角｢ん、頑張れ。｣

『うん…』

＊＊＊

は、話しかけなければ…

『侑、実行委員だよ、行こう？』

侑｢おん｣

な、なるべく冷静を装らなければ…

『…ねぇ、侑』

侑｢…なんや｣

行く途中に私が何かしたか、聞いてみるか