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助けて ページ24

貴方side







パチ



『ふあ〜あ…朝か』



学校に行く準備をして、家から出る



『行ってきまふ…はぁ、眠…』



こつ、こつ、と歩いていく



すると



とっ、とっ、という革靴?のような音がする



『…誰?』



普通は話しかけたりしないだろう。だけど私は何故か後ろを振り向かないといけない気がした



…誰もいない



『…』



少し早歩きで学校へ向かう



コツコツコツコツ



トットットット



『…っ、』



ダッダッダッダッ



気味が悪い



普通に怖いし、走る



『っはぁ、はあ』



私は足が速い。だけど成人男性には勝てない



ガシッ



『いやっ、』



男「はぁ、はぁ、」



鼻息がかかる



『やだっ、やめて、』



両手首を掴まれ、壁に縫い付けられる



男「かわいい…かわいいね」



こんな男に可愛いと言われても恐怖しか感じない



ここは人通りがとても少ない。だから人が来ない




『やだ、』



男「いい匂い…」



肩に顔を埋められる



『ヒッ、やだ、離して、っぐす、っ』



男「最近ニュースで通り魔がいるって言っていただろう…?」



男「それが俺だよ…」



こいつ、こいつなのか



こいつが人を…



っ、誰か助けて、



男「可愛いねぇ…」



かわいい、かわいい、と言い続けられ、顔が近づいてくる



『やだ、それだけはやだ、』



こいつとなんて、したくない



顔を横にふって、避けようとするけど



顔を掴まれ、固定される



『やだ、やだよ、助けて、』



男「あはは…」



もう、終わりだ



『…助、けて、あつ、』



「っ、なにしてんねん!!!」



どかっ、という音



目の前の男が視界から消えたと共に



拘束されていた手が離れる



『っ…え、?』



男「っぐ…」



『何、が?』



「っ大丈夫か!?」



目の前にいたのは。



私がひそかに心の中で



助けて欲しいと願った人物。



『____



____あつ、む、』



侑「っはぁ、はぁ、」



『…はしって、きたの?』



侑「あっ、たり、前やろ、」



男「…てめぇ、何しやが、侑「黙れや」っ!?」



侑「…Aに何手ぇ出そうとしとんねん」



死ぬ



そう思う



侑の殺気で、そう思ってしまう



男「ひっ、」



侑「…あんまイキんなや」





























侑「_____いてまうで」

こわい→←大丈夫



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紅映 花(プロフ) - あ!抹茶さん!(勝手にあだ名つけてる)いつもコメントありがとうございます!いつもコメント見て元気もらってます!いつもご贔屓←にありがとうございます! (2020年6月25日 15時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこの神小説で、何回か心臓止まりかけたは、、 (2020年6月25日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年6月2日 18時

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