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サボり ページ19

貴方side



引き続きサボり中。



『ねぇあっくん、私のこと好き?』



侑「なんや急に、好きやで」



『私恋愛に興味無いんだよ?興味持たせるって言われても…』



侑「…何言うとん、まだ本気出してないだけや」



『え、まじ?』



侑「おん、まじや」



『うわー…』



本気だしてないの?まじで?



侑「なぁA」



『ん、なに___』



チュッ



小さくリップ音がなる



侑「っふ、」ニヤッ



おでこに暖かい何か、いや、唇が当たった音だ



『な、なにを、す、』



侑「今日から本気出すわ」



『え、いや、…まじですか!?』



神様、私これからどうなるんでしょうか。



侑「好きや、大好きや、めっちゃ好きや」



『っ、』



こういうのに耐性は無いのだ。



侑「顔赤いで」



『侑のせい!』



侑「A」



今度はそっち向かない。私は学ぶ子なのだ。



チュ



チリッ



『んっ、い、』



喉元にチクッと痛みが走り、紅い花がつく。



『…』



所謂、キスマ



『あーつーむーくん?』ニコッ



侑「なーんーや?」ニコッ



『…これどうすんねんぼけえええええ!!!』



侑「俺の所有物って証や」



『今絆創膏もってないんだよ!?どうすんの!?』



侑「そのまんまにしとけばええやろ」



『友達に聞かれちゃうでしょ!誰!?って。』



侑「俺って答えとけや」



『ばっっっっ、かなの!?学校一のモテ男に!?キスマ!?つけられましたって!?』



『ばかなの!?あほなの!?』



侑「そこまで言わんくていいやん〜」



『…そやね、取り乱したわ。もういいわ。諦める。』



侑「おん」



ちょっと嬉しそうにする宮侑。可愛いか!



『ねぇ、屋上いこ?その方が上履き乾くし。』



侑「おん。行くか」



***



ヒュウ



『…ねぇ、あっくん』



侑「…なんや?」



『あっくんの初キスって誰?』



侑「?まだ誰ともしてへんよ?」



『え!?嘘だ!チャラいもん!!』



侑「はぁ!?まだ誰ともしとらんわ!」



『うそ、初耳。』



侑「初キスは好きな人にあげるもんやろ」



『彼女いたことないの?』


侑「いたことはあったけど、好きでもないやつにキスするほど俺はできた人間やない」



『まぁ私も初キスは好きな人がいいなぁ』



侑「まぁ、誰でもそうやな」



『それもそーだね。』

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紅映 花(プロフ) - あ!抹茶さん!(勝手にあだ名つけてる)いつもコメントありがとうございます!いつもコメント見て元気もらってます!いつもご贔屓←にありがとうございます! (2020年6月25日 15時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこの神小説で、何回か心臓止まりかけたは、、 (2020年6月25日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年6月2日 18時

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