翌日の朝 ページ18
貴方side
『うおぅ…』
翌日の朝、下駄箱を開けると案の定"ブス""ゴミ"などの定番の紙が入っていた。
それに泥も入ってた。うわくっせぇ
『んー…どーするかこれ?』
侑「どしたん?」
おおっとここで侑選手登場か
『え?いやぁ下駄箱に泥と紙が入ってるからここをゴミ箱かどこかと間違えたのかなーと。』
侑「…は?」
いやまってまってあっくんのガチギレ顔怖すぎ
『いや顔怖すぎな、小さい頃の純粋なあっくんはどこいったの。』
侑「…ちょおあいつしめてくるわ」
『おいおいまてまて』
あ、いいこと思いついた
『ねぇあっくん、2時間だけ、授業サボれる?』
侑「…別にええけど」
『じゃああの子には感謝やわー』
侑「あ?」
『ふふ、だってあっくんと2時間だけ2人きりだよ?』
侑「!」
『ねぇ、上履き洗いがてらデートしよっか』
うん!私はこれしか思いつかなかった!これが私の脳を絞りに絞って1滴だけ出た案だ!
侑「…おん!」
なにちょっと機嫌よくなってるのよ分かりやすいな←
校舎裏という誰にも見つからない場所に移動。
シャコシャコシャコ
泥を落とし中…
『ねぇねぇ、あっくんって身長何センチ?』
侑「んー…大体183やったな」
『わ、たかいね。そりゃバレー選手だしそうか。』
侑「Aの身長が171あれば良かったんやけどなぁ」
『え?なんで?』
侑「キスのしやすい身長差って12cm差なんやで」
さらっととんでもないことを!!
『…』
侑「ふは、照れてるん?可愛ええなぁ」
『て、照れてない!』
嘘です照れてます顔真っ赤です
侑「まぁ身長差なんて関係ないわ」
『へ?』
侑「俺が屈めばええ話やし」
侑はすっとしゃがむと、私と目線を合わせた。
『…あっくんって無駄に顔がいいから見つめられると照れる。後は性格直してきたら?』
必殺、開き直り。
侑「無駄にってなんやねん!性格は変わらへん!!」
『はいはい』
適当に返事をしてまた上履きを洗い始める。
侑「…俺のせいやな、すまん」
さっきの侑はどこいった?という位のテンションで話しかけてくる侑。
『え?なんで?私はみんなと居れて嬉しいよ』
侑「…でも、」
『最初はマネージャーやるの不安だっけど、みんな優しいし、一緒にいれて楽しい。だから、誘ってくれてありがと、侑。』
侑「!!ほうか。」
侑はへにゃと力なく笑った。可愛い。
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紅映 花(プロフ) - あ!抹茶さん!(勝手にあだ名つけてる)いつもコメントありがとうございます!いつもコメント見て元気もらってます!いつもご贔屓←にありがとうございます! (2020年6月25日 15時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこの神小説で、何回か心臓止まりかけたは、、 (2020年6月25日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年6月2日 18時