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マネをやる気は ページ12

貴方side



あっくんこと宮侑。



違和感。あっくんって違和感しかない!



『ねぇ宮侑』



侑「…なんや」



『あっくんって違和感しかない』



侑「そんなん慣れや慣れ。」



『うぐ…』



『てかもう授業始まってるよね。』



侑「サボりやってたまにはいいやろ」



『北さんに雷落とされるよ』



侑「…今回は仕方ないやん??」



『まぁ、そうだね。』



侑「なぁ、中学の頃の話聞いた後に聞くんもおかしいかもなんやけど…また、マネをやる気は無いんか?…俺はまた、Aの作ったボトルが、飲みたい。」



…私はバレーを"観る"のが好きだった。やるのは向いてなかったけど、"観察眼"は誰よりも良かった。



バレーが"見たい"



バレーが好きだ



けど



あのトラウマが記憶が



また蘇ってくる



『…私はバレーが好き』



『…でも、怖い』



『また虐められるんじゃないかって』



『少し、怖い……ダサいね』



侑「ダサくなんてないやろ」



『…え、』



侑「虐められて怖いって思わんのは、逆におかしいで。…でもAは虐められてもまだバレーが好きなんやろ?」



『うん、好き』



侑「…まだバレーが好きって気持ちがあるんやったら」



侑「___それで



"十分"やない?」



ストンッと私の胸にその言葉がなんの拒絶も無しに入ってくる感覚。



それで



"十分"、か。



『十分、なのかな』



侑「おん、十分や。」



『…ふふ、そっか!十分か!』



侑「な、なんや急に」



『私、マネやってみるよ!』



『宮侑に追いかけ回された時は死ぬかと思ったけどね』



侑「好きな子殺すほど追いかけたりはせんわ」



『いやあれは死ぬかと思ったわ。学校トップクラスのアイドルに追いかけ回されてた様なもんじゃん』



侑「殺さんわあほ」



『wwww』



侑「なぁ、あっくんって呼んでや」



『えー、だって慣れないんだもん。今まで宮侑だったし』



侑「ええやんか、約7年間もおあずけだったんやで?」



まぁ確かに約7年間は可哀想だな、うん。



『はぁ…分かったよ。』




侑「!」パァ



犬か。



『ほら、授業もう終わるよ、さっさと行くよ、あっくん』



侑「おん!!」



ガララ

切実に聞きたい、どういう状況?→←彼女(仮)



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紅映 花(プロフ) - あ!抹茶さん!(勝手にあだ名つけてる)いつもコメントありがとうございます!いつもコメント見て元気もらってます!いつもご贔屓←にありがとうございます! (2020年6月25日 15時) (レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこの神小説で、何回か心臓止まりかけたは、、 (2020年6月25日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年6月2日 18時

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