彼女(仮) ページ11
貴方side
確かに私は、よくその例え方をする
でも、それだけで…？
侑｢…それだけやない｣
『！』
侑｢あんたはその例え方をする時
髪の毛をｷﾞｭｯって握る癖がある｣
『握る…癖？』
侑｢小3の頃、あんたはその話をしながら髪の毛を握ってた。｣
侑｢高2の今も、その癖、直ってないやろ。｣
『…』
侑｢俺はペットボトルを渡された時、また飲みたいと思ったんや。それに、あの時に一瞬見えた青アザと切り傷は…なんや？｣
。
侑｢…なぁ、あの時の女の子は｣
侑｢お前なんか？｣
。
『あの時の…女の子は』
あの時の女の子は。
小3の頃
中2の頃
あの時出会った"男の子"は
。
『あの時、貴方が出会った女の子は 』
『私です』
。
侑｢…！！やっと、見つけた｣
侑｢…俺の初恋の人｣
『！！』
『宮侑の、初恋？』
侑｢小3の頃から好きやった｣
『…うん、でも私』
『今は恋愛に興味が無、むぐっ』
侑｢心配せんでも｣
侑｢俺が恋愛に興味持たせるからええんやで｣
『…なんか私、ヤバい奴に好かれた？』
侑｢声出とるわ｣
『('ω')ﾊｯ』
侑｢なぁ、これ深く聞いてもいいか分からんけど、中学の頃、何があったんや？｣
『…仕方ない、"あっくん"に話してあげよう』
侑｢！！今、あっくん、て、｣
『…久しぶりだね、あっくんって呼ぶの』
侑｢…ふは、そうやな。｣
私達は椅子に座って、私は角名に話したことをそのまま話した。
そしてまた悲しくなって泣きそうになったけど、宮侑が背中をさすってくれたから、泣かなかった。
すごいね←
『って、ことがあった』
侑｢…そのマネぶっ潰したろか｣
『あはは、もういいの、今は倫太郎も宮くんもあっくんもいるし』
侑｢！！…なぁ、Aは角名と付き合っとるんか？｣
『…誰にも言わない約束が出来るなら、教えてあげる』
侑｢…おん｣
『…3組に原田 愛里っていう子がいるの知ってる？』
侑｢あ？おん、知っとる｣
『その子が余りにも倫太郎の周りをうろちょろするもんだから、私が彼女のフリしてる』
侑｢！！そうなんや｣
『北さんは気づいてたよ』
侑｢！？俺だけか、気づいてなかったの｣
『あはは！！そうだよw』
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紅映 花(プロフ) - あ！抹茶さん！(勝手にあだ名つけてる)いつもコメントありがとうございます！いつもコメント見て元気もらってます！いつもご贔屓←にありがとうございます！ (2020年6月25日 15時) (
レス) id: 363f6bd2a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノこの神小説で、何回か心臓止まりかけたは、、 (2020年6月25日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅映 花 | 作成日時：2020年6月2日 18時
