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後ろから声をかけられた、。




そう認識した時にはその人は私の目の前にいて、驚きを隠せない。





「へっ、あ、、こ、こんにちは」


「こんにちは、笑。そんなかしこまらんでもええよ?あ、俺が年上やから緊張してる?」


「ま、ぁ、、はい、、」




声をかけてきたのは、生徒会副会長さん、
正門良規先輩だった。



学校でも有名なモテ男で、私と同じクラスの子も



『正門先輩に一目惚れしたぁ!!』



と言って、毎日大騒ぎしてるくらい。





、、そんな人と一緒にいるってバレたら、


私明日殺される、!?





「生徒会のメンバーに用があるんかな?入る?」


「あ、入ってもいいんですか、?」


「ええよ〜。まだ人あんま居らんと思うけど」





少々ドギマギしながら返事をする。





どうか、この光景が誰かに見られることなく、1日が終わりますよーに、!!









「失礼します〜って誠也くんと大晴だけ?珍しいなぁ」


「大晴と2人して同じ仕事片付けようって言ってたんよ。で、正門の後ろにいる子はどちらさん?」






入ってそうそう、正門先輩は生徒会長さんと話し始める。


かと思ったら話の矛先は私。



急に緊張してしまって、焦る。



健くん、、







「あれっ!?Aちゃんやん!久しぶりやなぁ!!」


「、、え?、あ!大晴先輩っ!」






焦ってたら、知ってる人1人いました。



幼なじみの健くんの昔からの友達で、たまに挨拶するくらいだけだったけど、いつも優しくしてくれる人。



大晴先輩いるなら、少し安心する、、。






「え、っと。1年の、佐藤Aって言います。、、佐野先輩に用があって、きました、、」


「佐野?、、ってことは吹奏楽部員か。あいつ今どこにいるかわからんから、ここで待ってり」


「は、い、、」






生徒会長の末澤誠也さんは、私と身長が近い。



のにも関わらず、威圧感とか存在感があって、



生徒会長の威厳?がある。









「佐藤Aちゃんって言うんや。吹部で何の楽器やってるの?」


「ホルンやってます。、、正門先輩は、ギターをやられてるんですよね、?」


「よく知ってるね!俺ギター好きなんよ」









趣味の話をここまで出来る人は、佐野先輩以外初めて。



だから、佐野先輩を待っている間、緊張しつつも、





いつものように、話が途切れることがなかった。

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作者名:氷のホルン | 作成日時:2023年7月11日 10時

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