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伝えてしまってから、恥ずかしくなる。



私、何言ってんの!?




健くんも、大晴先輩もいるのに、!!








自分の体温が上がっていくのを感じる。




この上がり方は、気温のせいにできない。










「ありがとう。うれしいわ」




「Aちゃんも、似合ってんで」








こんなに胸が高鳴って





普段よりも笑顔が多い佐野先輩。








この人は、どこまで私を好きにならせれば、気が済むんだろう。









「あ、電車来たわ。行くで〜」






場面を変えるのは健くんで、



それに安心して、電車に乗った。














「…あ、、っつい…」







電車を降りて、目的地にいちばん近い駅で降りる。






そこは、地元よりも暑くて、溶けてしまいそう。







しかも、







「見てあれ、イケメン!」


「うわっ!本当だ!!3人ともめっちゃカッコいい!!」



「え、真ん中の子どんな子だろ、」




真ん中の子、、





位置的には私。





お前なんか釣り合うわけない。






そんな視線が刺さる。










ーだから、いやなのに。








健くんと遊ぶのは好きだけど



昔からそんな目で見られて、傷ついて。






だから、今日ついて行きたくなかった。












「おーい!こじけーん!たいせーい!まさやー!」


「え!Aちゃんもおる!!ひさしぶりやなぁ」










大人っぽい柔らかい声が聞こえたと思ったら、






正門先輩が、こちらに向かって走ってきていた。












纏うオーラがキラキラしていて








ドラマのワンシーンかなんかかと思った。







その後ろには末澤先輩と、あと、、



草間先輩、、だっけ?





が、ついてきていた。











そして、6人が集まれば







あっという間に生徒会メンバー勢揃い。










個性豊かすぎると生徒間で話題の人気グループ












通称Aぇ生徒会



















佐藤A 高校1年生





人見知りな私は、今日本当に、





この人たちとお出かけするらしいです。

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作者名:氷のホルン | 作成日時:2023年7月11日 10時

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