三十二話 ページ41
Aは研磨に腕を引かれて烏野から離れていく。
「あ、ちょっと、研磨」
「なに」
「怒ってるの?」
ある程度みんなから離れた隠れた場所で研磨は腕を離した。
「いつも思ってたけど、A他校の奴と仲良すぎ。てか、誰とでも距離近い。男子はすぐ勘違いするから気をつけた方がいいよ」
「け、研磨…それは嫉妬…なの?」
恐る恐るAが聞くと、明らかに不機嫌な顔をして「悪い?」と言った。
「その…私はね、研磨が1番だよ。だから、その…えっと…それだけ」
「クロよりも?」
「うん…」
「じゃあ…キスできる?」
「は?え?」
「できるの?できないの?」
「まっ、まって、ここ外だし、、誰か見てるかも…」
研磨は壁にAをじりじりと追いやっていく。
あ、これキス…
目を瞑り、体に力を入れたまま背を壁にくっつけて固まった。
「おーい!研磨、Aー!」
遠くから夜久の声が聞こえて研磨は声のする方に振り向く。
「また今度ね」
研磨はAの唇を人差し指の背で撫でた。
こんな積極的な研磨を見たことなかったAはその場で目を丸くしたままフリーズしてしまった。
やばい、私明日死ぬかも
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XYZ(プロフ) - 天ヶ瀬さん» コメントはほんとにモチベ爆上がるのでめっちゃありがたいです!!最近忙しくてなかなか手付かず…ぼちぼちがんばります! (3月9日 20時) (レス) id: b1a41ca920 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜😭😭😭😭ほんとに大好きです通知欄確認するたびにあるの嬉しすぎます通知沢山溜まってるんですけど毎回1番最初に見てますほんとに大好きです😭😭😭 (3月8日 23時) (レス) @page40 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
XYZ(プロフ) - 紫月ととさん» ありがとうございます♡頭フル回転で妄想を膨らましますwww (2月26日 1時) (レス) id: b1a41ca920 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - 最初拝見した時、もーほんとに尊い空間すぎて空気が美味しそうだなって思いました(?) 見るたびに可愛いが摂取できるので元気の源です😭🫶🏻 これからも更新楽しみに待ってます🙌🏻💭 (2月25日 20時) (レス) @page23 id: b03b7fb5eb (このIDを非表示/違反報告)
XYZ(プロフ) - 不良DESHI☆さん» 本音はもっとイチャつかせたいです笑笑 (2月24日 23時) (レス) id: b1a41ca920 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:XYZ | 作成日時:2024年2月17日 0時