なんだお前ら夫婦か【孤爪研磨】

二十五話 ページ34

森然高校に着くと、烏野とも合流し、練習試合が始まった。

Aもマネージャーの仕事に追われており、一日中走り回っていた。夏の暑い中走り回っているせいで汗だくになりながらの作業だった。

｢Aも休めよ！｣
｢夕！｣

選手の昼ごはんの準備をしていた時、ペナルティ帰りの烏野陣が近くに来ていた。

｢おっす！Aさん！｣日向とは夕経由でなんとなく交流があり、たまに研磨との会話でも日向の名前が出てくる為、少し仲良くなっていた。

｢やほやほ〜｣

手を振って挨拶を返す。

｢俺たち行くからAも頑張れよー！｣

そういって夕は走ってAの元から去っていった。




｢『A、どんどん烏野のヤツらと仲良くなってく。こっちのチームなのに。』って言いたげな顔だな研磨｣
｢うるさいクロ｣






空白埋め(クソしょうもない)おまけ

森然高校の合宿1日目の夜、Aはシャワーを浴び終えて、教室に戻っている途中。

｢A。アレ、久しぶりにやるぞ｣
｢！！｣

烏野の泊まる教室に｢どうも〜｣と言いながら二人で入っていく。

｢1発芸やります！｣

夕は風呂上がりで髪が降りていたため、Aと同じように後ろで軽く結んで瓜二つの状態。

Aは布団に仰向けになった夕にそのまま仰向けに重なり、体を起き上がらせ

｢幽体離脱〜！｣

ザ・𓏸ッチのネタにドワッと盛り上がる烏野一同。

この動画は拡散され、音駒にも広がった。

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