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二十三話 ページ32

ある日Aが部活の帰り、研磨と黒尾といつも通り帰ろうと待ち合わせ場所に立っていてもなかなか2人は来なかった。

「はぁ…先帰ろうかな」
「あ、A。研磨と黒尾が戸締り当番やってるからさっき先帰っててだって」(夜久)
「え、そうなんですね。ありがとうございます!」

Aは1人で渋々帰ることになった。

とりあえず電車乗って帰ろ…

あれ、ちょっと待って私って1人で家に帰ったこと無くない?

学校行く時も研磨とクロと帰ってて着いてってただけだし…

てかここどこ?駅ってどこだっけ?

『Aは方向音痴であった。』

「ここどこだ」

林の中で鴉がカーカーと鳴いており、不気味な雰囲気が出ている。

少し歩くと白い祠のようなものがあった。

「あー!これホラー映画だったらなんか出てきて殺されるヤツだ!!あ、そうだスマホ…て、充電切れ?!」

ほんとに…ここどこ

もしかして一生ここにおきぼり?

「うぅ…くろぉ、けんまぁ…ここどこぉお」

心細くなってひとりでわんわん泣き出してしまった。

「研磨と一生会えなかったらどうしよぉ…まだ好きって言えてないのにぃ…こんなところで死にたくないよぉ〜…うわあぁん」

すると、ガサガサっと茂みの方から足音がする。

「いや!!来ないでー!!」

ピカッと懐中電灯に照らされる。

「何してんの?」

研磨がスマホのライトでAを照らしていた。

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XYZ(プロフ) - 天ヶ瀬さん» コメントはほんとにモチベ爆上がるのでめっちゃありがたいです!!最近忙しくてなかなか手付かず…ぼちぼちがんばります! (3月9日 20時) (レス) id: b1a41ca920 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜😭😭😭😭ほんとに大好きです通知欄確認するたびにあるの嬉しすぎます通知沢山溜まってるんですけど毎回1番最初に見てますほんとに大好きです😭😭😭 (3月8日 23時) (レス) @page40 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
XYZ(プロフ) - 紫月ととさん» ありがとうございます♡頭フル回転で妄想を膨らましますwww (2月26日 1時) (レス) id: b1a41ca920 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - 最初拝見した時、もーほんとに尊い空間すぎて空気が美味しそうだなって思いました(?) 見るたびに可愛いが摂取できるので元気の源です😭🫶🏻 これからも更新楽しみに待ってます🙌🏻💭 (2月25日 20時) (レス) @page23 id: b03b7fb5eb (このIDを非表示/違反報告)
XYZ(プロフ) - 不良DESHI☆さん» 本音はもっとイチャつかせたいです笑笑 (2月24日 23時) (レス) id: b1a41ca920 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:XYZ | 作成日時:2024年2月17日 0時

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