なんだお前ら夫婦か【孤爪研磨】

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『女装Part2』

｢笑うな研磨ァ！お前も着てみなさいよ！｣
｢いや、俺はいいよ…｣
｢じゃあ、研磨、制服交換しよ｣
｢えぇ…｣

半ば無理やり研磨の身ぐるみを剥がす黒尾。Aの制服を着せると、そこには美少女が現れた。

｢うっ…悔しいくらい可愛い…｣
｢研磨、それで学校行け｣
｢嫌だよ｣

Aは研磨の制服を廊下で着て髪を後ろで縛って部屋に戻る。

｢どう？どう？｣
｢チャラそう｣
｢元カノ10人くらい居そうだな｣
｢酷くない？！｣

その後も黒尾のゴスロリ姿にメイクをして悲惨な姿にさせ、研磨にはAの服を着せてメイクをさせたりして行くうちに時間があっという間に過ぎていた。

玄関からガチャっという音がすると、誰かが階段を駆け上がってくる音がする。

｢げっ、むっくん…！(弟)がくる！！｣

3人は急いでどうにかしようと焦り出す。

｢研磨と鉄朗だー！｣

2人の靴がある事に気づいたむっくんは一目散に階段を駆け上がってきたのだ。

そこには、男子高校生2人が急いで服を脱いでいて、脱ぎかけになっている状態、姉はどうにか隠れようとしてクローゼットに挟まっている状態のカオスな光景が広がっていた。

｢何やってるの？｣
｢大人の遊び｣(研磨)
｢いい子は見なかったことにするんだよ｣(黒尾)
｢お母さんにチクったら許さないからね｣

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