なんだお前ら夫婦か【孤爪研磨】

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『女装Part1』

｢なぁ、A服貸してくれない？｣

学校の帰り、研磨と黒尾と帰っていると、突然黒尾から｢お願いあるんだけど｣と言われる。

何事かと思って話を聞くと突然服を貸してくれと。

｢え、何で？｣
｢実はさー、文化祭で俺のクラス女装カフェになっちまって。俺の家女物の服とかねぇし、Aくらいしか貸してくれそうなやつ居ないんだよね｣
｢着れる服あるかなぁ…とりあえず、うちくる？｣
｢面白そうだから俺も行く｣(研磨)

Aの家に着くと、3人でAの部屋に入る。

｢クロ着れそうなのって多分ここら辺のワンピースくらいかも…｣

ハロウィンの時に買ったコスプレ用のワンピース(ゴスロリ)で、フリーサイズの為Aが着るには少し大きすぎると感じたやつだった。

｢お前こんなの持ってたの？いつ着てたの？｣
｢う、うるさいな…いいから着てよ｣

研磨はAのベッドで横になって堂々とゲームをしている。

黒尾が着替え終わるまでAは自分の部屋から出ると、黒尾と研磨の話し声が聞こえてくる。

｢クロ、その格好はどう見てもやばい｣
｢今から文化祭嫌になってきた｣

Aが部屋に入ると、黒尾がゴスロリの格好をしていた。

｢想像以上に似合わなすぎて破壊力やばい｣
｢悪口！！｣

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