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プロローグ ページ1

「行ってきます!」

「気をつけていけよ〜!」
「検討を祈ります」

同級生の灰原と七海はAの初任務へ行くのを見送りに来ていた。

長い移動を経て帳を下ろし、現地へ向かった。

大きな呪霊が廃病院の屋上に張り付き、こちらを威嚇している。






「歪」






彼女が術式を使うと、呪霊どころか廃病院ごと消えた。

「あっ…や、やっちゃった…」

帳が降りると更地になった場所でポツンと立っていた。すると、太陽に照らされていた更地に人影がかかった。

「あーあ、Aいっけないんだー。先生にチクろっかな〜」
「ご、五条先輩!?」

空からゆっくりと降りてきたのは呪術高専の一つ上の先輩、五条悟だった。

「近くで任務あったから寄ってみたらこの有様。相変わらず加減っての知らないの?いや、できなのかw」

煽る五条にAは顔を俯き、次第に涙が出はじめる。

「そんなボロくそに言わなくていいじゃないですかああ!!」
「うわ、また泣いた、おもしれぇ〜w」

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作者名:XYZ | 作成日時:2023年9月26日 12時

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