STORY 3 ページ3
｢ってことで、4月からは秘書部に移動になりましたー！！｣
相｢おお！おめでとう藤崎！
これでついに玉の輿結婚に近づいたなぁ〜｣
｢ほんとにっ！
やっとのことで玉の輿結婚のチケットを掴めそうだよぉぉぉぉ
いつもいろいろ相談うけてくれて本当にありがとーね！｣
相｢いいってことよ
あ、今日俺が奢ってあげるよ
秘書課への転勤のお祝いにね｣
｢うわああああ！
相葉くんマジで王子様っ！！｣
そうニコニコしながらスルメイカをボリボリ食べているのは、同僚の相葉 雅紀くん
この甘いルックスでニコニコ笑ってくれることから、ニックネームが王子様となるほど女子に人気だ
その相葉くんとはなぜか仲良くなり、金曜日の仕事終わりに飲みにいくのが定番だったのだが…
今日は別！
私が秘書課に移動のお祝いに飲みに連れて行ってくれたのだ！
相｢まぁ、これで秘書課に行って相手が見つかるかどうかだけどね〜｣
｢それがビックチャンスが来たんだな！
なんとねぇ、私あの櫻井さんの秘書につくことになりました！！｣
相｢うっそ…
マジで！？｣
｢それが本当なんだな！
まぁ、櫻井さんと結婚までいけるかわからないけど…｣
相｢そうだな〜
そういえば藤崎って俺の知っている限り、彼氏いたことないよな？｣
うっ
こいつめ、痛いとこつきやがるっ
実は今年28歳になるのだが、今まで彼氏もいたことがないのだ
今まで玉の輿結婚のことばっかり考えてたら、いつの間にか彼氏いない歴28年………
だから、今年こそ玉の輿結婚するための彼氏を作るのだっ！
相｢これで彼氏作れなかったら、俺が彼氏になってやるよ｣
そう言いながら、相葉くんは私の頭をポンポンと撫でてくれた
あー、こうやってニコニコしながら頭ポンポンされたらそりゃみんな恋に落ちるな
けど、私は知っている
｢相葉くん、それ私のことをからかっているでしょ？｣
相｢あ、ばれた？｣
｢何年の付き合いだと思ってるの！？
私だからいいけど、他の女の子にはしたらダメだからね！
罰として、おつまみもっと奢れ〜！！｣
相｢うわっ、食べ過ぎるなよ！？
(まぁ、結構これ本気だったんだけど…)｣
｢え、なんか言った？｣
相｢なんにもねーよ！！｣
そう言って、相葉くんはそっぽ向いた
なんだったんだろ？
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オレンジ(プロフ) - 美穂さん» ありがとうございます！頑張って更新していきます(*´ω｀*) (2018年12月12日 18時) (
レス) id: 6e75bd200c (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - こんばんは☆凄く面白いです(*^^*)これからの更新楽しみにしてます♪ (2018年12月8日 21時) (レス) id: ad57e4f131 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オレンジ | 作成日時：2018年4月30日 3時
