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──彼等が医務室へ向かい、手当てを受けて出てきた後も、付かず離れず尾行する。今度こそ観覧車に乗るのかと思っていたら、違う方向へと歩き出した。
こんなことなら盗聴機でも持ってくれば良かったな……と後悔しつつ、同じ人間がずっと彼女達の近くをうろうろしてるのも不味いと思い、一度物陰に隠れて猫になることに。
彼女達の向かった方に駆け足で向かう。見つけたときには、生け垣を挟んだ左側に探偵君とシェリー。その反対側にキュラソーと子供達と保護者の人と離れていた。
(なぁに？喧嘩でもしたの？皆で仲良くしなきゃ駄目だよー)
と冗談を考えつつ、探偵君とシェリーにバレないように生け垣の裏から回って二人のいるベンチへ近付く。ベンチの下に潜り込んで会話を盗み聞き。
話の内容はキュラソーが組織のNo.2ラムなんじゃないかって事。残念、ハズレだ。
そしてキュラソーの記憶が戻れば、組織の情報が手に入るかもしれないって事。それは危険だからおすすめしないぞ。
探偵君とシェリーが熱く討論している向こう側ではキュラソーの手を引き、何処かに行こうとしている子供達が見えた。保護者の人は鳩と戯れてて気付いてない様子。
(御二人さーん。子供達がどっかに行っちゃうけど良いのー？)
「──そんなことをしたら……私やあなただけじゃなく、あの子達まで……消されてしまうかもしれないのよ!?」
探偵君を必死に止めようとしながら、子供達に向かって人差し指を差すシェリー。でもその先には子供達の姿は既に無くて
「…………え？」
(あ、やっと気付いた？)
「何やってんだよ、博士は!?」
(ずっと鳩と戯れてたからね……)
二人が走っていくのを追いかける。二人が保護者の人に駆け寄ると鳩達が一斉に飛び立っていった。
「あぁ……！鳩ポッポがー……」
「それどころじゃないわ博士！」
「子供たちはどこ行ったんだ!!」
「えっ!?あれ？」
.
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雪丗(プロフ) - アトラさん» 毎日1回どれか更新予定。時間ランダムです。お知らせを載せておきますね。この小説を好きと言って頂き、夢主ちゃんを思って頂き、そして「ロゼ」可愛い名前を付けて頂き、ありがとうございます。これからも頑張ります＾＾ (2018年7月23日 18時) (
レス) id: b6a8bd3c6a (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - アトラさん» コメントありがとうございます。続編がいつ更新するかの質問ですかね？それとも本編がいつ更新かの質問ですかね？作者の脳みそがおかしくてすみません。わからなかったので両方お答えします。続編は本日21時頃更新予定。本編は (2018年7月23日 18時) (レス) id: b6a8bd3c6a (このIDを非表示/違反報告)
アトラ - 毎回最後に次更新する曜日を書いてほしいです。スマホを頻繁に見れないので………この小説とても好きです。これからも頑張ってください！夢主が………って泣きそうになりました…ちなみに俺が夢主として入った名前は『ロゼ』です。これからも頑張ってくださいね(^ｰ^) (2018年7月23日 17時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 雪丗さん» 夢主がぁ!!何であんなことになるうん〜〜!!悲しいです！！ (2018年7月22日 21時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます。私の父もいろいろ飲み比べしていたころがあると言ってました。ここ最近は焼酎のみですが。気付かぬうちにMaker's Markが父の腹に入ってるみたいですけどｗ (2018年7月22日 21時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2018年7月4日 20時
