おまけ〜時期:赤井さんが組織潜入前、場所:ルパンアジト〜 ページ8
ルパンにハッキングを習っていると、不二子がアジトに顔を出した。
『あ!不二子ー!』
彼女に向かって走り抱きつく。普通に抱き止めてくれる不二子好き!
「Aまた来てたの?」
『うん。秀一、仕事行ってるから』
「一人で寂しいの?」
『ちょっとね。でも秀一が頑張ってなれた仕事だから。応援してる』
「ふふっ相変わらずその人が好きなのね」
『そ……だね///』
照れた私は彼女の胸に顔を隠す。私のその様子をクスクス笑いながら、頭を撫でてくれる。
恋愛相談をしてから私は彼女に甘えっぱなし。
そんな私たちを見て、ルパンは「いいなぁ〜……」なんて言ってる。
「俺も不二子ちゃんの胸に飛び込みたい!」
「何言ってんだ、オメーは……」
『ふっふー♪羨ましーだろー(ドヤァ』
「あ、むかつくー!」
「Aも煽るなよ……」
どれだけ心地が良いか説明する私と、大騒ぎするルパン。そのやり取りに呆れる次元と、我関せずでお茶している五ェ門。そんな時、頭の上から声が掛かる。
「ねぇA?」
『ん?何?』
「半獣になってくれる?」
『いいよー』
不二子のリクエストに答えて半獣になる。一瞬にして髪と同じ色の耳と、自分の身長より大きい尻尾が現れる。
不二子は私と会う度、半獣になるようお願いしてくる。なったら耳や尻尾を優しく撫でる。特に尻尾が好きなのか、ぎゅっと抱き締めて頬擦りしてくる事が多い。
「やっぱりAの尻尾は気持ちいいわ」
『ありがと、不二子の抱き心地も良いよ』
「……あの二人に挟まれたい」←
「……お前もう喋んな」
変態的な言葉が聞こえたけど無視だ。
「私ね?」
『うん』
「こういう毛皮が欲しいの♥️」
『!!?』
「「「はぁ!?/ブーッ!?」」」
私はばっと不二子から離れ、ルパンと次元は驚愕して、五ェ門も飲んでたお茶を吹き出す。
「ちょっ!?不二子ちゃん!?ずっとそんなこと考えてたの!?」
「だって気持ちいいんだもの」
「A、不二子に近付いてはならん!切り落とされるぞ!」
「そんなことしないわよ!」
「いや、ぜってぇ今のは本気だった!」
「欲しいって言っただけでしょ!!」
ギャーギャーと騒ぐ4人。不二子は誤解だと言ってルパンを味方につけ。私を守ろうとしてくれるのは次元と五ェ門。
当の本人はというと──
(不二子の前で半獣になるのは止めよう!!さっきのはマジだった!!身体中に悪寒が走った!!狩られちゃう!!!)
部屋の隅で頭から毛布を被って小さくなり、ぷるぷる震えていた___。
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おまけ〜キール捕縛後から奪還までのお話〜→←ボツStoryの説明
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輝(プロフ) - 雪丗さん» ホントですか!?やった…!ありがとうございます!! (2018年9月9日 15時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 輝さん» リクエストありがとうございます。お時間掛かるかもしれませんが、書かせて頂きたいと思います。少々お待ちくださいませ。 (2018年9月9日 13時) (レス) id: a6201812ee (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 自分を好きと言いながら昴に泣き付いたり他の人に抱き着こうとしたりする夢主に嫉妬する安室さんが見たいです! (2018年9月9日 11時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 作者の夢から派生したお話の最後で昴に泣き付いてましたよね。それで出来たらなんですが (2018年9月9日 11時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます。楽しんで頂けたようで嬉しいです。 (2018年8月26日 19時) (レス) id: a6201812ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪丗 | 作成日時:2018年6月11日 22時