祝part.6ランキング5位 *修正 ページ19
家に到着したときには、秀一はびしょ濡れ。私はジャケットの隙間から入った雨で、少し濡れた程度。
「A、大人しくしろ」
『みゃー!(秀一が先!)』
「風邪を引くぞ」
『みゃー!(秀一がだよ!)』
今は私を先に洗うと言い出した秀一に、抗議してるところだ。ふと動きを止めて名案が浮かんだのか、秀一は私を見て一言。
「一緒に入るか」
『……みぃ?(……なんだって?)』
ちょっと待って、今なんて言った?“一緒に入る”?何処に入るって話してたっけ?
「よし、そうしよう」
抱えられたまま向かう先はお風呂場。理解した時には遅く、廊下とお風呂場を繋ぐ扉は閉まってしまった。
『みゃう!(むり!)』
「こら、逃げるな!」
『みゃー!(やだー!)』
狭い場所で逃げ続けることなど出来ず、捕まって一緒にお風呂に入ることになった。
「ほらこっち来い」
『みゃー!!(こっち向くなー!!)』
「何で背中向けてるんだ?」
『みゃー!!(そっち向けるなー!!)』
肌にへばり付く髪をかき上げ、髪から頬へ垂れる水滴は顎へ。頬から首へと流れた水滴は、鎖骨を滑るように撫でて胸板へ。無駄な筋肉なんて1つもない鍛えられた体。隆々とした胸筋から、綺麗に割れた腹筋を通って下に流r……ゲフンゲフン!これ以上下は駄目だ!!
(って言うか私は変態か!?)
何で秀一はお風呂入ってるだけなのに、こんなにフェロモン駄々漏れなんですか?お風呂入るとき位、のんびりしてフェロモン抑えt……のんびりしてるから漏れてるんだ……|||
・・・・・・
お風呂から出た後、部屋の隅で丸まってる私。そんな私に声が掛かる。
「無理矢理、風呂に入れたから怒ってるのか?」
『……みゃう(……怒ってないもん)』
「A?」
『……みゃあ(……ただ恥ずかしいだけだもん)』
なんて私の気持ちは、彼には聞こえない。
((A、機嫌が治ったら……))
((み?))
((また一緒に入るか))
((みゃう!!))
〜#〜
赤井さんの色気醸し出せてますかね?伝わりますかね?何度読み返しても変な気がする…作者の語彙力ではこれが限界みたいです…。ごめんなさい、赤井さん…。読者の皆様方もごめんなさい!!orz
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輝(プロフ) - 雪丗さん» ホントですか!?やった…!ありがとうございます!! (2018年9月9日 15時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 輝さん» リクエストありがとうございます。お時間掛かるかもしれませんが、書かせて頂きたいと思います。少々お待ちくださいませ。 (2018年9月9日 13時) (レス) id: a6201812ee (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 自分を好きと言いながら昴に泣き付いたり他の人に抱き着こうとしたりする夢主に嫉妬する安室さんが見たいです! (2018年9月9日 11時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 作者の夢から派生したお話の最後で昴に泣き付いてましたよね。それで出来たらなんですが (2018年9月9日 11時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます。楽しんで頂けたようで嬉しいです。 (2018年8月26日 19時) (レス) id: a6201812ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪丗 | 作成日時:2018年6月11日 22時