貴方のために出来ること part.6【名探偵コナン】

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そんなこと思ってたら再度リビングの扉が開き、顔を覗かせたのは有希子さん。何でいるの？と不思議に思っていると、有希子さんは毎週末にわざわざ日本に戻ってきて、秀一がちゃんと変装できてるのか確認していたのだと教えてくれた。


『それは大変そうだねー？』


「うふふっ。秀ちゃんみたいなイケメンさんの頼みだもの。助けたくなっちゃうじゃない♥️」


『なるほどー』


有希子さん。息子さんから呆れたような視線が飛んできてますよ？まったく気にしてないみたいだけど。


『お説教終わったし、僕帰r「待て」う"っ!?』


人間の時に首根っこは引っ張っちゃダメ!!首締まったから!!と内心で思いつつ、ケホケホッ……と咳込みながら秀一に視線をやると「まだ話がある」と言われ引き留められた。






──少しするとジョディとキャメルが工藤邸に訪れに来た。そして現在、秀一は洗面所にて沖矢昴へと変装するところを見せている。


「あら完璧！ちゃんと変装できてるじゃない！」


「恐縮です」


「これで私が毎週通って、変装のチェックしに来なくても大丈夫ね！」


『もっと手早く出来るようになったら、怖いもん無しだねー』


「ならその変装をとって、見本を見せてみろ」


『そのままでも十分問題ないよー!!』


「調子の良いやつだな、お前は……。有希子さん、お世話になりました」


「私的には会いに来る口実がなくなって、ちょっと残念……//」


有希子さん。またまた息子さんから呆れたような目を向けられてますよー？


ジョディとキャメルは秀一の変わりように驚愕を露にする。そんな二人に探偵君や秀一が一つずつ説明をしていった。


途中、探偵君が有希子さんを「おばさん」って言いそうになって睨まれたり、有希子さんが探偵君の本名である「新一」を口走りそうになって睨み返されたりしながら。


「有希子さん、大丈夫ですか？そろそろ帰りの飛行機の時間ですが……」


「わ！もうこんな時間!!じゃあね新……コナン君！(ﾁｭｯ 猫ちゃんもまたね(ﾁｭｯ」


探偵君と同じように、有希子さんから頬にチューを頂きました。


『ん。お姉さん、ばいばーいﾉｼ』


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