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え？なんで？って顔を上げて、秀一へと向ければ
「体調が良くないのではないか？」
指先が頬を掠めるように撫でられた。触られた方とは逆の頬に手を当てつつ、
『体調？いえ。そんなことありません』
否定を述べてみたが、秀一の眉間に皺が寄って険しい表情をされた。信じていないことがよく分かる。でも不調感はまったくと言って良い程にないのは確かだ。
頬を触っていた手を額に当てるも熱などないし。
頭痛もなければ、腹痛もない。
胃が痛いなんてことあるはずもなく。
なぜ顔色が悪いと言われているのか、本当に心当たりがなくて、手を額から頬へと戻して首を傾げるしかない。
本当に大丈夫だよ。と、秀一へ伝えようと手を下ろす際に触れた首筋。僅かに掠った髪先に付いた水滴で、ふと思い出したのは
『あ……、そう言えば……、夢見が悪くて起きました』
「夢？悪夢は人に言うと良いという。差し支えなければ聞くぞ」
『それが、�犒�な夢を見た�瓩箸いηЪ韻呂△襪里任垢�……』
うーん……？と腕を組んで思い出そうとしてみるが、掠りすらもしないほどに出てこない。前にもこんなことあったなー。ってことだけ思い出したわ。
『内容をまったく覚えていないのです。でも夢の内容って起きたら忘れちゃいませんか？』
問い掛けてみれば、「ふむ……。確かにそうだな」って同意を得られたよ。だよねー！
『すぐに暖かい飲み物を用意しますので、ソファに座って待っていてください』
秀一に告げたら、私はキッチンへと足を向けた。
コーヒーメーカーに水や粉をセットしてスイッチを押せば、十分弱程度でコーヒーが出来上がる。
その間に出掛ける準備をしなければっ！……って、言いたいところではあるんだけど……。
『あ、あの、赤井さん……？』
長いおみ足を組んだ優雅な姿でニュースを見ている秀一へ、申し訳ない気持ちを持ちながら声を掛ける。
「どうした？」
『時間が押していることはよく理解しているのですが……、シャワーを浴びても良いでしょうか……？』
寝汗が酷くてですね……って、言葉を続けるよりも早く「ああ。いいよ」って了承を返された。
『ありがとうございます！なる早で済ましますのでっ！』
「ゆっくり浴びておいで」
着替えを取りに寝室へ向かおうと、キッチンから離れようとしたところでピタリと停止。
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雪丗(プロフ) - れいさん» お返事が遅くなり申し訳ありません(>人<)そう言って頂けますと作者冥利につきます。ありがとうございます(^^)更新速度はノロノロかと思いますが、少しずつ書き進めていきます。今後とも今作品を、どうぞよろしくお願いしますm(__)m (2022年5月22日 3時) (
レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - やっちさん» お返事が遅くなり申し訳ありません(>人<)ここまでお読み頂き、ありがとうございます(^^)更新速度は遅くなると思いますが、赤井さんとのお話を含め、少しずつ書き進めて行きます。今後とも今作品をよろしくお願いしますm(__)m (2022年5月22日 2時) (レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - すごく面白い作品に出会えて感動しています…！こんなに長編で丁寧にお話を書いてくださるなんて、感謝しかありません！！これからも応援させてください。続編まってます！ (2022年4月9日 17時) (レス) @page27 id: 5b49cb1871 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 凄く面白いです!二日掛けて読んじゃいました。主人公が猫になれるのとか発想が凄いです!一回死んじゃったのはビックリしましたが。赤井さんと結ばれますように…。更新楽しみにしてます (2022年4月3日 17時) (レス) @page27 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 寝子さん» 寝子様、いつもありがとうございます！(≧▽≦)赤井さんとの再会までとても長かったですが、やっと二人のわちゃいちゃを書ける時が来ました！＼(^^)／楽しんで頂ける作品になるよう試行錯誤していきます。今後ともよろしくお願い致しますm(__)m (2021年12月29日 17時) (レス) id: a83da031ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2021年12月28日 12時
