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自分の想像力の逞しさによってガクブルしていれば、
「
と柔らかな笑みを浮かべ、私へ顔を向けている秀一へ『は、はいっ……』ってつっかえた返答をしてしまう。私の切り返しの悪さに何を思ったのか、
「何かあれば俺が君の元へ駆け付けよう」
とっても自信に満ち溢れた表情で言われた。
『(私の悪さの数々が判明したら、秀一が直々に捕らえに来るってことですね！？秀一に捕まるのは本望だ……！)覚悟しておきますっ……！』
「いや。今、覚悟を決める必要はないと思うのだが？」
『いえ！いざという時に諦めが付くので！』
「俺からしたら諦めずに抵抗してくれると助かる」
え？抵抗するの？秀一に捕まったら、首根っこ捕まれた猫よろしくな状態で大人しくしてる自信しかないぞ。だから
『無理ですね』
キッパリと宣言しといた。
「そうか……、無理か……」
眉を八の字にして困ったような表情で呟いた秀一を見て不思議に思う。
(拘束されたヤツが諦め悪く暴れるより、大人しく両手差し出してる方が、秀一には肉体的にも精神的にも楽だと思うんだけどな？)
視線を逸らすことなく私を見下ろしている秀一を、同じように視線を逸らさず見上げる。抵抗無理だよ？出来ないよ？って気持ちも込めて。
それが伝わったようで「そうだな。出来ないだろうな」って同意しつつ、頬をするっと一撫でされた。離れていく手に物足りなさを感じながら
(捕まらないように！いっそう細心の注意を払って頑張っていこーっ！)
って心掛けておいたわ。
私の想像力のせいで会話が噛み合っているようで、各々の考えがズレた状態のまま駅へと到着。切符を購入し、電車内へと乗り込めば
『休日なのに激混みですね……』
「普段はこんなに混雑していないんだが」
四方八方を自分より大きな人達に囲まれ、控えめな身長の私は潰れてる。
(日本人と違って休日はしっかりお休みしているだろうアメリカ人さん達が、すし詰め状態な電車に乗り込むとは……！今日はいったい何があるんだ！！
.
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雪丗(プロフ) - れいさん» お返事が遅くなり申し訳ありません(>人<)そう言って頂けますと作者冥利につきます。ありがとうございます(^^)更新速度はノロノロかと思いますが、少しずつ書き進めていきます。今後とも今作品を、どうぞよろしくお願いしますm(__)m (2022年5月22日 3時) (
レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - やっちさん» お返事が遅くなり申し訳ありません(>人<)ここまでお読み頂き、ありがとうございます(^^)更新速度は遅くなると思いますが、赤井さんとのお話を含め、少しずつ書き進めて行きます。今後とも今作品をよろしくお願いしますm(__)m (2022年5月22日 2時) (レス) id: 3aa07c1458 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - すごく面白い作品に出会えて感動しています…！こんなに長編で丁寧にお話を書いてくださるなんて、感謝しかありません！！これからも応援させてください。続編まってます！ (2022年4月9日 17時) (レス) @page27 id: 5b49cb1871 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 凄く面白いです!二日掛けて読んじゃいました。主人公が猫になれるのとか発想が凄いです!一回死んじゃったのはビックリしましたが。赤井さんと結ばれますように…。更新楽しみにしてます (2022年4月3日 17時) (レス) @page27 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 寝子さん» 寝子様、いつもありがとうございます！(≧▽≦)赤井さんとの再会までとても長かったですが、やっと二人のわちゃいちゃを書ける時が来ました！＼(^^)／楽しんで頂ける作品になるよう試行錯誤していきます。今後ともよろしくお願い致しますm(__)m (2021年12月29日 17時) (レス) id: a83da031ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2021年12月28日 12時
