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私の気持ちに呼応するかのように表れ出た呪霊数体。態勢を整えられる前に、先手を打つ為、呪力操作で脚力を上げて足を踏み出す。
一体を縦に二つへと斬り倒したら、反転する勢いで近くにいたもう一体を横へ薙いで斬る。足を大きく振り抜いて呪霊を蹴り飛ばし、背後にいたカマキリみたいな手の呪霊の攻撃を受け流す。
両手を斬り落としてやれば一時的に放置。蹴り飛ばしたヤツが飛んで戻ってきたのを、腹の下を潜るように掻っ斬る。斬った呪霊の背中を足場にして、カマキリみたいな手を持つヤツを上段から首を斬り落としてやる。
息つく暇もないほどにワラワラと現れた呪霊。そんなのを見やれば
『うーん……。始まってまだ五分も立ってないのに一振りダメになるな……』
刀一振りの未来が見えた。でも呪霊に囲まれてしまっては身動きが取れなくなってしまう。それはよろしくない。つーことで呪力で呪具を覆い強度を上げ
『雲の呼吸、漆ノ型──行雲流水』
呼吸を使う。呪霊達の間をすり抜けながら刻んで行く。一振りがダメになる前に出来るだけ先に進みたいので、目的地へ向け走る足を止めることはない。
──そうして進み続けることしばらく。最上階まで来た私の手に残るのは最後の一振りのみ。そして目の前には呪霊に取り込まれ掛けている一人の男。
『残りは君だけだよ』
一人乗り込む前に組織の防犯システムにハッキングして、事前に建物内の状況確認はしていたんだ。隔離されている組織の人達の居所は把握していたわけ。だから最初の目的地は人質の解放を目指したのよ。と言っても、助けに来たぞ！脱出するから私に付いて来い！！という訳にもいかない。
組織の構成員やトップの人達には、『自力で外に出ろ。鬼頭グループが保護してくれる』って伝えといた。もちろん彼らの通り道に出る呪霊達は祓い済みだ。
さすがに鬼頭グループの人達を建物内へ付いて来させる訳にいかないじゃん？足手まといだし、何より守る余裕なんてないし。だから外で待機させてたんだよ。
オヤジさんはいないけど、幹部の人や遠野くんとか十数名いる。それと補助監督官さんね。街中にあるビルだからさ。�狡↓瓩魏爾蹐靴討發蕕辰討襪鵑澄�
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雪丗(プロフ) - 有紀さん» 有紀様、いつもお読み頂いてありがとうございます(*^^*)相変わらずの遅筆で申し訳ないです(>_<)またチマチマと書き進めて行きますので、更新再開した際にはよろしくお願い致しますm(__)m (2021年12月19日 23時) (
レス) id: a83da031ca (このIDを非表示/違反報告)
有紀(プロフ) - いつも更新楽しみにしていました(*´꒳`*)続きがとっても気になりますが、過去作品読み返しながら待ってますね！これからも頑張ってください╰(*´︶`*)╯♡ (2021年12月19日 20時) (レス) @page48 id: 6e9316e3b7 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 寝子さん» 寝子様、いつもありがとうございます！励みになっております(*^^*)これからも今作品共々、よろしくお願い致しますm(__)m (2021年10月9日 10時) (レス) id: a83da031ca (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 続編移行おめでとうございます。いつも楽しみにしています。これからもがんばってください！(≧▽≦) (2021年10月8日 23時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2021年10月8日 10時
