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ただその悟くんが今何処にいるのか分からんのだけど。もうそろそろ日が暮れるのだが。帰ってくるかも分からんし。
『ふむ……しゃーないな』
パソコンに向かっていくつかのキーを打ち、画面を凝視。知りたいことを知ったので、改めて外へ出た。
夜の繁華街。ごちゃごちゃと人がごった返している人混みを、す〜るりするり〜と抜け出して辿り着いた建物。
『悟くんもこういうの食べるんだ』
目の前には回転寿司という暖簾の掛かったお店。悟くんは回ってないお寿司を食べそうのに。気分か？まぁいいや。って暖簾を潜る。
私の来店に店員さんが即反応。こちらへ近付き「お一人様ですか？」と優しく問い掛けられた。
『えっと……知り合いが来ていると思うのですが……』
店内へと視線を向けてみると、女性店員さんや女性客が一方向を向いているのに気付き、わかりやす！って内心で思う。
店員さんに『見つけました』と指を差しながら声をかければ、「どうぞ」と笑顔でそちらに手を向けられる。進んでよしを頂いたので、奥の方のテーブル席へ。
悟くんだと分かる後頭部を視界に捉えて進んでいたけど、一人で無いことに気付いた。悟くんの横には黒髪の後頭部が見え、正面には人懐っこそうな笑顔をしている青年の姿が。
『(あっちゃ〜……一人だと思ってたから来たんだけど……。帰るか)』
Ｕターンを決めようと背を向けたところで「あれ〜？A？何でここに？」と目的だった人に声を掛けられた。
振り返ってみれば、ニヤニヤと楽しそうに笑ってるやつ。私が来てたこと気付いてたな？ってジト目を向けてやりたい。
「丁度いいや。おいでおいで」
とか言いつつ近付いてきた悟くんは、私の背中に手を置いてテーブルの方へと押す。そして座席へと押し込められた。
『わっ！？ご、ごめんなさい！』
「い、いや……」
悟くんの横にいた黒髪青年にぶつかりそうになってしまい謝罪する。かろうじてテーブルと座席の背凭れに手を置いて逃れたけど。
「ほらぁー。早く座って座って」
このまま足を振り上げてやろうかって思う。でも避けられるか止められるかの二択だから我慢しておいた。
黒髪青年の横へと座れば、逃げられないように反対側に悟くんが腰を下ろす。正面には青年と、先ほどは見えなかったタレ目の女の子。めっちゃ凝視されてる。
「五条先生。誰この子？」
私をじっと見てた人懐っこそうな青年が、一番最初に声掛け
「この子は」
『五条�狎萓賢瓠�』
悟くんへの不可思議な敬称を聞いた私は、会話を止めるように本人へと顔を向けた。
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雪丗(プロフ) - 寝子さん» 神作者だなんて…((( ；ﾟДﾟ)))畏れ多いっ…！(;＞_＜;)作者の方こそ自分の作品を読んでくださる寝子様や読者様方に出会えてとても幸せです。本当にありがとうございます(*^^*) (2021年8月5日 22時) (
レス) id: a83da031ca (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 読み返し中です。爪痕を残していくスタイルです。こんなに面白い作品を書ける神作者に出会えて幸せです。これからも応援しています！ (2021年8月5日 16時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 十六夜さん» 御了承ありがとうございます(^^)そうなんですよ。最強の目には敵わないんです(笑)声援もありがとうございます(*^^*)これからもよろしくお願い致しますm(__)m (2021年2月11日 15時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - はい！もちろんです！そうですよね、五条先生なら絶対にすぐ気づいちゃいますね！なにせ最強ですしw更新楽しみに待っていますね！これからも楽しく読ませていただきます！頑張ってください！ (2021年2月9日 0時) (レス) id: d92903b6b1 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 十六夜さん» チェシャ猫での戦闘ですが、変装し正体を隠して…というのは、目の良い五条先生が居るので即バレするとの考えに至りました…。チェシャ猫テンションで暴れまわるならば可能かと。そちらでもよろしいでしょうか？(>_<) (2021年2月6日 21時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2021年1月4日 22時
