貴方のために出来ること part.4【名探偵コナン】

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今回の私(チェシャ猫)の仕事は探し物です。は？って思うよね。私も思う。依頼人は秀一です。


いきなり電話が掛かってきたんだよ。こんな感じで


＜チェシャ、探して欲しいものがある＞


『探し物なら、探偵さんに頼んだ方が良いんじゃないかなー？』


＜詳細はメールする＞


『いや待って！僕そんなに暇じゃn「頼んだぞ」(ﾌﾞﾂｯ！)拒否権は!?』


……秀一の頼みだからやるけどさー。組織の仕事もあるから自由効かない時もあるんだけどなー。ちょっとは私の話も聞いてくれないかなー。


ﾋﾟﾛﾝ


とメールが来たことを示す音が。携帯を操作して内容を確認すると


――――――――
to.チェシャ
添付:画像+動画
本文:なし
――――――――


(どこが詳細なんだ!?)


とりあえず添付画像を開けて確認してみた。それを見たら無言で鏡の前に移動して……


『みゃ(見つけました)』


って感じだった。探し物私だったよ。探し物じゃなくて探し猫だ。


ちょっとしたら再度メールが来て、２年前に住んでた家を中心に探せって。秀一さん、半径何kmとかの指定がないよ？何百km掛かっても探し出せってか？私自身だから良いものの、貴方は鬼か？


(…………しばらく放置しとこう)







――数日後に猫の姿でふらふらと適当に歩いて、またまた適当なところでわざと防犯カメラに少し長めに映っておいた。私だってわかるように。


その映像をまた数日置いてから、秀一にメールを送る。「探せ」って言われただけで「捕まえろ」とは言われてないからね。とりあえず探しましたよーって体で行こうと思って。


まぁ納得するわけ無く、改めて「捕まえろ」って言われたよ。偶然見つけたら(私だけど)って言って納得させた。


でも動画は「見つけ次第送れ」って言われた。今後定期的にやること決定ですね。FBIが私利私欲でハッキングを公認って………。


僕、何も知らなーい！(目逸


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