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クララからの提案で、入間を家まで迎えに行ったフィリア達。４人並んで登校する姿は仲良し感が垣間見える。
長い坂道の道のりを歩いて進む４人。１人飛ぶことが出来ないからだ。
それを知らないフィリア達だが、アスモデウスの「足腰を鍛えようという心掛け！素晴らしいです！入間様っ！」という盲目的な勘違いでバレることはない。
午後からクラスの発表があるという事で、時間潰しの為に学食へ足を運んだ。
新入生である４人の現在入れる施設は学食と庭園のみ。それも授業が開始されれば解放される。今まで遊んでばかりにしか見えなかったのは、クラスすら決まっていなかったからだっ！
『今日の入間さんは、どことなく挙動不審ですね？』
「何か悩みごとでもあるのだろうか……？」
フィリアとアスモデウスが入間を見ながら小声での会話。それもそのはず。登校中から現在に至るまでの入間の言動は……、ふとした瞬間にオロオロあたふたと過剰な動きがあり、声を掛ければ可笑しな返答をしたり、他人行儀な物言いをしてくるからだ。
「席取ったー！」
というクララの声に３人は席へと近付く。机に添え付けられているメニュー表を手に取ったフィリアが
『入間さん、メニューをどうぞ』
「ありがとう。フィリア」
『クララさんもどうぞ』
「ありがとー！」
と２人へ差し出す。アスモデウスへも差し出したところで、メニュー表を見ている入間から段毎に書かれたマークは何か？と質問が飛んできた。
「それは位階紋ですね」
10段階ある位階紋。下から順に�爛▲譽�(１)�甅爛戰�(２)�甅爛�メル(３)�甅爛瀬譽�(４)�甅爐悄�(５)�甅爛凜．�(６)�甅爛競ぅ�(７)�甅爛吋�(８)�甅爛謄�(９)�甅爛茱�(10)�瓩箸いΑ�数字が上がるほど高位階だ。これにより上下関係が存在し魔界の秩序を維持しているのだ。
そしてバビルスでは位階＝成績になっており、位階によって注文できる料理が違う。豪華な物を食べたければ、位階を上げろ！というわけだ。
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雪丗(プロフ) - ちこりぃさん» ありがとうございます(^^)そう言って頂けますと、この作品も報われます(*^^*) (2021年7月20日 10時) (
レス) id: fa8523d4cc (このIDを非表示/違反報告)
ちこりぃ - …いや普通におもろいですやん (2021年7月19日 23時) (レス) id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2020年8月6日 21時
