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２人で廊下を闊歩し、２グループ、３グループとアスモデウスは力に物を言わせて沈めていく。
フィリア達が入間から受けた相談というのは、クララの受けている処遇の改善だ。�猜�欲しさの為だけに彼女を利用しないで欲しい�瓩箸いο辰傾腓い任硫魴茲鯑�間は願っていた。
……それがどうだろうか。廊下に横たわる死屍累々の数々……。話し合いとはなんだろうか……？と疑問にしか思わない。もちろん実行犯はアスモデウスである。
殴り飛ばされた者と蹴り飛ばされたものと、半焦げにされた者は半々くらいの割合だ。
死ーん……と気絶している者達を見た２人が「うわぁぁっ……！」とバラバラに逃げ出す。それにアスモデウスは反応するが、目の前の生徒３人を一蹴している間に遠く離れていく。
「くそっ……！このようなことさっさと終わらせて、入間様の元へ報告に上がらなければならないというのにっ……！」
とアスモデウスにイライラが募る。その様子を見たフィリアは、両手を左右へ広げて伸ばし、逃げ出した生徒達へ指一本ずつ向ける。
すると生徒の１人は片足が後ろへ伸びるように引かれ、バランスを崩し「うわっ！？」と声を上げながら前へ倒れ、もう１人は両足が動かなくなり「っ！？」と息を飲み前のめりに倒れる。
『逃がしません』
という言葉と共にフィリアが伸ばしていた腕を引くと、倒れた生徒が引き摺られる様に戻ってくる。
「あ、足が……！？足が引っ張られる！？」
「なにがどうなってんだ……！？」
混乱する生徒達。フィリアの足元へ戻れば腕一本すら動かなくなってしまい、ミミズのように体をくねらし抵抗するだけだ。
フィリアが２人の前に屈めば、生徒達の顔に恐怖が浮かぶ。そんなことは気にせず『こちらのお願いの答えを頂いておりませんが？』と問い掛けた。
１人は「お、お前の能力か……？」と震えていて。もう１人は「何が願いだっ！強制的に従わせてるだけじゃねぇかっ！」と声を荒げた。まあ間違ってないな。
『�爐�願い�瓩鬚靴討い覺屬卜讃気靴督困い進�が……痛い目に合わなくて済むかと』
反抗的な態度をする生徒のいる方の片手を空で握り締めれば、「ぐぁ！？」と呻き声。ギリギリッ……！と体が軋んでいるような音。男の衣服が裂け肌から血が滲む。
『……こちらの要求、聞いて頂けますよね？』
と笑顔で問い掛けるが……目がまったく笑っていないフィリア。
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雪丗(プロフ) - ちこりぃさん» ありがとうございます(^^)そう言って頂けますと、この作品も報われます(*^^*) (2021年7月20日 10時) (
レス) id: fa8523d4cc (このIDを非表示/違反報告)
ちこりぃ - …いや普通におもろいですやん (2021年7月19日 23時) (レス) id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2020年8月6日 21時
