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──次の日。
金成の屋敷を出たA一行。だが午前中はお土産探しと言う名の大阪観光をし、午後の新幹線で東都へ戻る。米花町駅に到着すれば、其々が帰路に着くのだが……この場で解散！という言葉に異を唱えたA。と言っても声高々に訴えた訳ではないけれど。
毛利親子からいくらか離れたところにいるAとコナンは、内緒話をするように道路の一角でしゃがみこみ、こんなやり取りをしている。
『私一人で怒られろと言うのか！？』
「でも、もう遅いし。明日、学校だしさ」
『元はと言えば、少年が企んだんだろ！最後まで責任を持て！』
もう既に18時を過ぎてしまっている時間。ほとんど無断のような外泊。それだけでなく門限である18時まで過ぎてしまっているから、彼女は味方を得ようと、必死になってコナンを引き止めているのだ。
「……まぁ確かに。仕方ないな」
『仕方ないってなんだ！？おいこら！』
コナンの言い様に不満があるA。だがそんな彼女に背を向けて、コナンは蘭の元へと向かう。そして
「蘭姉ちゃん。僕、もう少しA姉ちゃんとお話ししてから帰るね！」
「ええ！？ダメよ！Aさんも疲れてるだろうし」
『私は構いませんよ。こんな可愛いことを言うこの子を、無下になんて出来ませんから。……あ、でも帰りが……』
一度家に帰れば、外に出ることなど不可能になる可能性が高いA。だからと言ってコナンを一人で帰らせるのも……と悩む。中身は高校生だが見た目は小学生のコナン。この米花町という街は異様に犯罪が多い。巻き込まれたりしたら困る。そう考えたAは視線を安室に向けた。
『透さん、お願いしても？』
「もちろんです。Aさんもコナン君も、僕がお送りしますよ」
爽やかな笑顔で快く引き受ける安室。まあ本人的には願ってもない言葉だろう。安室の返答を聞いた毛利父娘は、それならばと了承を返した。
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雪丗(プロフ) - 恵未さん» 数ある作品の中から一番に選んで頂き、ありがとうございます！(≧▽≦)「楽しんでます！」というお言葉を拝見すると、頑張らないと！とヤル気が漲ります！p(^^)q更新ペースは遅いですが、着実に進めていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いしますm(__)m (2020年3月12日 23時) (
レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
恵未(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいています。私この小説コナンの夢小説で一番好きなんです！これからも楽しみにしてます！ (2020年3月12日 20時) (レス) id: d0f8b56ca8 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 架印�靴気�» 度々教えて頂き、ありがとうございました(^^) (2020年3月6日 11時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 架印�靴気�» あら？造語だったんですね…(^^; 作者が無知なだけなので、架印�畦佑�気になさることではありませんよ(^^)揚げ足をとる会話しりとりで“しりあげあしとり”。考えられてますねー！こういうのを知ると、原作者様はやはり凄いなー！と痛感致します。 (2020年3月6日 11時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤解させてしまったようでスミマセン。 (2020年3月5日 21時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2019年11月4日 0時
