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バーボンに毎度の如く無理矢理ポアロに連れて行かれて、仕返しにメニューに載ってないもの注文して、ご飯食べてってやってたら電話が掛かって来ちゃったんだよね。ジンから。
やべっ！てなったんだけど、店内で取るのは気が引けたから、一度外に出ようと席を立ったんだ。既に数コール分携帯が震えてたから、早く出ないと……と足早に外へと行こうとした。けど背後からバーボンの視線を感じて、盛大に転んでおいたんだったわ。
いきなり私が転んだことに梓さんは吃驚して声を上げて、バーボンは駆け寄ってきてって感じで。それで梓さんに運動音痴を暴露したんだった。
なんてことがあったって、ほんっっとうに！忘れてた。
『そうですね。記憶の彼方まで飛んでました』
「今日は一度も転んでないですからね……一回くらいやっときます？」
『そうですね。やっときますか』
「僕受け止め『いらないです』怪我したら『そんな柔じゃないです』そんなこと言わずに。どんな体勢でも受け止めますから」
『…………はぁ』
「ふふ。任せてください」
ぼそぼそと運動音痴を披露するという話し合いをする私とバーボン。それは探偵君にも聞こえてるわけで「……端から聞いたら変な会議だね」って呆れられた。んなもん言われなくても分かってるよ！
では掃除という名の戦闘を再開しよう。と上から順番に、はたきを使って埃を落としていく……のだが
『と、届かないっ……』
本棚に片手を預けて片足立の爪先立ちで、目一杯腕を伸ばす。そんな私に近付いてくるのは昴だ。脇に手を入れられ、ひょいっと持ち上げられる。
「これなら届くでしょう」
『……助かりますけど、すごく悲しい気分になります』
「いっそのことずっと肩車してましょうか」
『いらないです……』
「そうですか？」
アスティの設定が、改めてめんどい。普段なら棚に片足引っ掻けて、はたき掛けるのに。落ちるなんてヘマしないし、もし落ちたとしてもくるりんぱっ！だし。はぁ……。
人手が増えた分助かったけど、思うように動けなくなった。それもこれも思い出させたバーボンのせいだ。……忘れてたのは私だけど。全部アイツに押し付けてやる！くそ！バーボンめ！
はたき掛けは昴に任せることにして、足元にある本を拾い棚に戻していく。そして棚を雑巾掛けする。
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雪丗(プロフ) - こっちゃむさん» そうなんです…安室さんにまで頼ったのに…。しょぼーん…です。癒しをー！頑張ったね！ってわしゃわしゃしてくれる方募集します(笑)ありがとうございます！続編もよろしくお願いします！(*^^*) (2019年6月20日 22時) (
レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 夢主さんのふんだりけったりな感じ、いろいろと切ないですね(TT) 安室さんにまで協力要請して頑張ったのに！最終的に赤井さんに怒られるという… 誰か、癒してあげてー！と叫びたくなりました。続編も引き続き応援させて頂きますからね！よろしくお願いします！(^^) (2019年6月20日 19時) (レス) id: d587bb3c17 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 桜ひかりさん» 応援ありがとうございます。頑張らせて頂きます！ (2019年6月4日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
桜ひかり(プロフ) - 夢主切ないなぁ…更新楽しみにしてます！！ファイトです！！！ (2019年6月4日 18時) (レス) id: d8f09a7a12 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» 毎回コメントありがとうございます。励みになっております。更新がのろまですが頑張ります。 (2019年4月24日 0時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2019年4月5日 0時
