貴方のために出来ること part.12【名探偵コナン】

476, ページ11

朝の鍛練でストレス発散。だが仕事もあるので寝る時間激減。そうなると──


「A？眠そうだね」


『……ぃぇ、大丈夫、です……』


「眠みぃなら帰れ」


『……ケーキ……残ってるので……ﾓｸﾞ……ﾓｸﾞ……』


「こんな時でも食い気か……；」


「その内食べながら寝ちゃったりして……；」


マーロウで松田さんと萩原さんと会って、現状のお話ししたり、コーヒー飲んだり、ケーキ食べたり。コーヒー飲んでも眠気覚ましにならんくらい眠い。


さすがに見てられなくなった二人に連れられ帰宅。途中力尽きて寝たらしい。


起きたらベットの上で『あれ？昨日どうしたっけ？』と、しばらくベットの上でうーんうーんと唸ってた。携帯が光ってるのに気付いて中を見てみると


＜勉強も大事だが睡眠時間は取れ＞


＜わからないところあったら俺達も居るから連絡してね＞


と松田さんと萩原さんからの優しいメール。二人とも好き。ただ萩原さんのメールには続きがあって


＜Aの寝顔ー＞


という本文と共に写メが添えつけられていた。背景が暗いのを見ると外。寝ている私の頭は、昨日松田さんが着てた服に引っ付いてる。それを見ると、おんぶして運んでくれたのは松田さんらしい。


(いつか二人の前では寝るだろうなと思ってたけど、とうとうやっちまったみたい。でもうん。猫の姿のとき、二人の膝で寝ることあったもん。今思えばよく頑張ったな)


なんて考えながら速攻二人には謝罪と感謝のメールを送る。そして萩原さんには


≪写メ消してください！≫


＜断固断る！＞


≪ならネットに載せたりして拡散しないでくださいね！≫


＜オッケー！観賞用にする！松田にも伝えておくね＞


『松田さんも持ってた!?……というか観賞用ってなんだ……』


と萩原さんの返答に頭を垂れた＿＿＿＿。


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