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バーンッ!と勢いよく扉を開けると、中にいたのは


「うわぁっ!?……ってAちゃんかぁ。ビックリした〜……」


ルパン1人。パソコンで調べ物してる最中だったみたい。


「おかえり〜。もう射撃訓練は終わったの〜?」


『ただいま。700ヤードは無理ってわかった』


「ん?当たんなかったのか?」


『当たるけど、ど真ん中無理』


「なるほどねぇ。次元に教われば狙ったところに当たるよ」


『んーん。いい』


「なんで?」


『長距離より近距離の方が闘りがいある!』


「闘りがいって……;」


拳を握って言い切ったら、呆れたように言われた。


『ところで』


「な〜に?」


『仕事、手伝うことある?』


「は?」


ぽかんとしてるルパンに、考えていたことを伝える。お世話になったから何か返せることないかなって思ったこと。そして思い付いたのが、ここ最近悪巧みしてたみたいだから、それの手伝いでもしよーかなー?って思ったこと。まあ手伝い要らないって言われたら、それまでなんだけど。って。


最後まで聞いてくれたルパンは真剣な表情で私に問いかけてくる。


「いいのか?」


『なにが?』


「俺達は泥棒で、Aの家族はFBI。全く正反対の立ち位置。俺達のやってることは犯罪だ。その片棒を担ぐことになるんだぜ?」


『確かに秀一はFBIの捜査官で大切な家族。泥棒の片棒を担いだなんて知ったら、怒られるだけじゃ済まないかもしれない。でもルパン達も私の大切な友達なの。知らない私にいろいろ教えてくれたし、助けてもくれた。みんなの好意に胡座をかいて乗ってるだけなんて私はイヤ。そんな関係フェアじゃない。対等でいたい』


ルパンを真っ直ぐ見据えて想いを伝える。そして――


『それに、私は私のやりたいことをやるの!(ニヒッ』


――いたずらっ子のように笑えば、げらげらと笑い出すルパン。


「もー。Aちゃんたらかっこいいなぁ!」


『だろー(ドヤァ』


「惚れちゃう♡」


『それは不二子にあげて』


「えー?Aちゃんにも貰ってほしーなぁ?」


『いらね(真顔』


「ひでぇ……|||」


そんな茶番をして笑い合う。そして私はルパン達の仕事を手伝うことになった。


.

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雪丗(プロフ) - ベルモットさん» 彼女の正体が記載されている話もありますので。そこを読んで頂いて、わからないことがあれば再度コメントを頂ければ幸いです。お手数をお掛けしますが、よろしくお願い致します。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - ベルモットさん» この作品を読んで頂き、ありがとうございます。夢主の正体に関してですが、先を読んでおられない読者様がいらっしゃるかと思われます。ネタバレ防止のため、このページ内でのお答えは控えさせて頂きます。読み進めて頂ければ、 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 夢主人公って人間ですか? (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。原作、名探偵コナンを詳しく知っている方と思いました。私もコナンシリーズの夢小説を書いています。宜しければお読み下さい。黒の組織絡みで好みでした。 (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 何かヤバイ組織かな?今のところは子供達をさらってる感じかな? どうするんかな?ルパン達は何かお宝かもしれないのかな? (2018年8月23日 16時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪丗 | 作成日時:2018年7月22日 12時

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