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模擬戦が終了して、部屋に戻って汗を流す。そして報告。
「……え?五エ門に勝ったの?」
『勝ったー!』
「……手抜いたのか?」
「いや」
「うっそ〜……」
『ほんとー!(ケラケラ』
ルパン達は吃驚していて、ぽかーんとしてる。そこで口を開いたのは次元だった。
「……ずっと気になってたんだが……」
『うん?』
「あー……」
『そこまで言われたら気になるでしょ』
「……お前は何者なんだ?」
『あはー……まぁ気になるよね……』
今回私が負った怪我は、普通の人だったら死ぬような怪我だった。しかも出血多量。にも関わらず生きているし、怪我の治りが速いし、後遺症もない。たったの3ヶ月位で以前と同じぐらい動けてる。
今まで聞かれなかったのは、ルパン達の優しさだ。今も“言いたくなかったら言わなくても良い”って言ってくれる。でもいつまでも黙っていられないかなって事で話すことにした。私の過去を――
――ルパン達は険しい顔をしながらも、最後まで静かに私の過去を聞いてくれた。
『……こんなとこかな?(ヘラ』
何ともないようにへらりと笑う。すると横にいた不二子に抱き締められた。
「無理して笑わなくて良いの……」
『……キライにならない?』
「当たり前でしょ」
『…………』
ルパン達に視線を向けると大きく頷いたあと、ニッ!と笑顔を向けてくれた。
『あ、りがと……ぅ……』
身体能力だけでも普通じゃない私。それにこの体質。過去のことを隠していたのは、仲良くなったみんなに、気味悪がられたり、嫌われたりするのが怖かったから。
受け入れてくれたことが嬉しくて、涙がぽろぽろと出てくる。そんな私が落ち着くまで、6年前と同じように不二子は優しく抱き締めて、撫でてくれる。大声を上げて泣くことはなかったけど、涙が止まるまでの間、彼女の胸をしばらく借してもらった____。
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雪丗(プロフ) - ベルモットさん» 彼女の正体が記載されている話もありますので。そこを読んで頂いて、わからないことがあれば再度コメントを頂ければ幸いです。お手数をお掛けしますが、よろしくお願い致します。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - ベルモットさん» この作品を読んで頂き、ありがとうございます。夢主の正体に関してですが、先を読んでおられない読者様がいらっしゃるかと思われます。ネタバレ防止のため、このページ内でのお答えは控えさせて頂きます。読み進めて頂ければ、 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 夢主人公って人間ですか? (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。原作、名探偵コナンを詳しく知っている方と思いました。私もコナンシリーズの夢小説を書いています。宜しければお読み下さい。黒の組織絡みで好みでした。 (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 何かヤバイ組織かな?今のところは子供達をさらってる感じかな? どうするんかな?ルパン達は何かお宝かもしれないのかな? (2018年8月23日 16時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪丗 | 作成日時:2018年7月22日 12時