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すると体がガクッと前のめりになり、倒れ込みそうになった。そこを次元が支えて体勢を替えてもらい、再度ベッドに横にされる。
『……ありがと』
次元には感謝の言葉を、そして
『……ごめんなさい』
白衣の男性には謝罪の言葉を掛ける。
いきなり睨む、殺気を向ける、ペンで刺されそうになる、なんて事があったにも関わらず、「いきなりで吃驚したんだよね。ごめんねー？」なんて言われた。心が広く優しい方に本当に申し訳ないことをしてしまった。と自己嫌悪に陥って布団を頭まで被る。
布団の上から「よしよし」と撫でられる。そしてちゃんと説明してもらって、改めて点滴することになった。
腕に点滴の管が付けられ、少しすると部屋にはルパン、五エ門、不二子が訪れ勢揃いに。
「A！」
『不二k』
私を見た不二子は駆け寄って来て、むぎゅっと抱き締めてきた。彼女の名前を最後まで声に出す前に埋まる。息できん。
私の頭の上で彼女は
女の子が体に傷つけるなんて！とか
痕が残ったらどうするの！とか
男どもは何やってるのよ！とか
ぷんぷんと御立腹だ。その後ろからは
「不二子ちゃーん。そろそろ離してやらねぇとAちゃん窒息しちゃうぜ？」
とルパンの声。その声を聞いた不二子は「あら大変」と手を緩めてくれた。
『ぷはっ！…………』
やっと息ができるようになり、埋まっていたところから顔を上げて少し考えていると、不二子が困ったような顔で問い掛けてきた。
「A、イヤだった？」
『んーん。抱き締められるのは柔らかいし、良い匂いだから好きなんだけど……』
「だけど？」
『息が出来ないのだけが悩む……』
「すっげぇ贅沢な悩みだと思うよそれ……俺が変わってあげよーか？」
『やだ！』
むぎゅっと不二子の腰に手を回す。「俺にもちょっと分けて！」、『やだ！』なんてやり取りをルパンとする。それに呆れてるのは次元と五エ門。不二子はくすくす笑いながら頭を撫でてくれる。
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雪丗(プロフ) - ベルモットさん» 彼女の正体が記載されている話もありますので。そこを読んで頂いて、わからないことがあれば再度コメントを頂ければ幸いです。お手数をお掛けしますが、よろしくお願い致します。 (2019年6月16日 23時) (
レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - ベルモットさん» この作品を読んで頂き、ありがとうございます。夢主の正体に関してですが、先を読んでおられない読者様がいらっしゃるかと思われます。ネタバレ防止のため、このページ内でのお答えは控えさせて頂きます。読み進めて頂ければ、 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 夢主人公って人間ですか？ (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。原作、名探偵コナンを詳しく知っている方と思いました。私もコナンシリーズの夢小説を書いています。宜しければお読み下さい。黒の組織絡みで好みでした。 (2019年6月16日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 何かヤバイ組織かな？今のところは子供達をさらってる感じかな？ どうするんかな？ルパン達は何かお宝かもしれないのかな？ (2018年8月23日 16時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2018年7月22日 12時
