貴方のために出来ること【名探偵コナン】

19, ページ20

Aside


秀一と家族になってはや数ヵ月
秀一はFBIになりました！！ヽ(･∀･)ﾉ ﾜｰｲ♪
おめでとー!!


勉強、トレーニング、バイトと毎日毎日休みなしに頑張ってるのを近くでずっと見てた。
朝起きるのが辛そうなときは、心を鬼にして叩き起こし(肉球だから痛くないと思うけど)、お風呂に入らずソファで寝落ちしそうなときも叩き起こした(肉球です)。
それぐらいしか出来ないんだもん！


あ、一度だけ完全に寝落ちした時は、どうしたもんかと悩んだ。
人に戻ってベットに運ぶかどうするか。
悩んだ結果、布団を掛けてあげることにしたけど。


次の日の朝、秀一が「大変だったろう。ありがとう」って素晴らしい笑顔をくれたのは嬉しかった。


そして今現在、私はどうしたもんかと再度頭を悩ませています。その理由は秀一の食生活。
外食ばかりで栄養が片寄ってる！


秀一は大抵なんでもできるけど、料理だけは出来ない。
私の食べ物は猫缶とか、キャットフード(猫の姿だといけるのよ？)とか牛乳で何とでもなるけど。
猫の姿じゃ料理は出来ない……。


一年近く一緒に暮らしてるけど、私は自分の体質を秀一に話してないんだ。
FBIになるために、休み無しで頑張ってたところに『私、人間になれるんです！』ってやるのはちょっと……って思って言わなかった。


ならFBIになったから話せば良いのでは？と思ってたときもあったんだけど……。
朝は早くて、夜は遅い。どんなに疲れた顔して帰って来ても


「ただいま、A」


って、笑ってくれるの見てたら言えない！これ以上心労掛けれない！。・゜゜(ノД`)
って事でずっと言えずにいる。


あ。私、料理できます。というより出来るようになりました！
秀一が出掛けてる間に、テレビの料理番組とか見て覚えた。
刃物の使い方は研究所で習ったから、包丁はまったく問題ない。……まったく違う使い方してたけど、そこは気にしたらダメ。


.

20,→←18,

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す