１ ５ / 助 け 合 い ページ32
〖亮〗
“ピンポーン”
誰やねん………
ホンマ……
毎日毎日悪阻が酷くて酷くて
少し食べて寝て、少し食べて寝て
の繰り返し
どうにもならないのは分かってる
やけど、せめてたぁには
いて欲しくて
まあ、そんな願いは叶わんのやけど
今日から明後日まで、ロケで
新潟？かどっかに行ったたぁ
嫁の体調よりロケか！って
思ってんけど、引き止める体力はなくて
そのまま
洗濯も、料理も出来ないし
早く帰ってきて……
亮「はーい…え？どしたん？」
平野「来ちゃった」
永瀬「来ちゃった」
向井「ごめんなぁ、亮。しんどいやろ？はよ中入り。」
亮「あ、うん」
ドアを開けたら、大好きな顔
ともう２つの顔が
来ちゃったとか言ってるし。
亮「どうしたん？急に」
向井「んー、大倉くんがな、ロケって聞いて、俺今日オフやったから来てみたんよ。」
亮「２人は？」
向井「亮に会いに行くって言ったら、来たいって。無駄なもんを連れてきてもうたわ」
永瀬「ちょ、ジーコ！酷いって！」
平野「俺だって、亮の心配してるからね！」
向井「………亮は？体調？どうなん？」
亮「んー、ぼちぼち？」
向井「ほら、悪阻って気持ち悪くなったりするんやろ？なんか、食べれるものないん？」
亮「食べれるものは、お粥？」
向井「お粥食べれるん？なら、良かった。俺、今日お粥作るつもりで来たから。」
「できるまで、しんどくないようにしててな」
亮「うん、分かった。ありがと」
お昼時やから、康ちゃんはお粥を
作ってくれるみたい
紫耀と廉は、洗濯してくれてるらしい
康ちゃんに呼ばれるまで、ソファーに寝て待ってた
向井「亮、出来たで」
亮「ん、」
向井「暑いからな？気ぃつけや？」
亮「分かった………いただきます…」
向井「どお？味薄めにしたんやけど」
亮「うん、美味しい、」
向井「ホンマに？良かった」
永瀬「亮ー、無理して食べたらアカンで」
亮「うん、」
康ちゃんも紫耀も廉も
みんなでお粥を食べたからなのか
いつもの量より２倍
食べれた
亮「んっ…………おぇっ………ぇっ…………げほっ…げほっ」
向井「亮、廉が水持ってきてくれたで。１回飲んでみよか？」
亮「ん、」
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作者名：しょーゆぽんず x他1人 | 作成日時：2020年3月19日 18時
