１ ３ / 悪 阻 ページ30
〖忠義〗
亮「ぉぇっ………んっ……ｹﾎｯ…ｹﾎｯ……………ぅ………」
大「ｻｽｻｽ)亮ちゃん？１回リビング戻る？」
亮「…はぁっ………ぅん………」
妊娠が分かってから１週間
悪阻が酷くなってきてて
１日の半分以上をトイレで過ごしてる状態
ご飯もしっかり食べれてないし
大「うん、寝ててええよ。なんか食べれそう？」
亮「んっ………ぃぃ」
大「いい？フルーツとかゼリーもあるよ？」
亮「ﾌﾘﾌﾘ)無理っ…………んっ…………ぇっ……」
大「吐く？」
亮「気持ち悪いだけ…………」
ホンマは何でもいいから食べてもらいたいけど
あんまり無理に食べさせるのも良くないから
今は悪阻のこともあって
亮ちゃんは仕事を休ませてもらってる
やけど、俺はいつも通りに仕事があるわけで
大「亮ちゃん？一応、お昼作っといたからな？無理して食べんくてええし、ゼリーでもフルーツでもええよ。大丈夫？」
亮「うん………ありがと。」
大「じゃあ、行ってきます。」
顔色悪いし、隈も酷いし心配事が尽きないけど、仕事へ向かった
大「ただいまぁ」
１０時頃に家を出て、帰ってきたのは７時過ぎ
５時からはLIVEのリハーサルやってんけど
みんながめっちゃ早く終わらせてくれて２時間で終わった
取り敢えず先に寝室行って、亮ちゃんの体調を確認
大「亮ちゃん、ただいま。どう？」
亮「おかえり………うん、お昼、少ししか食べれんかった……」
大「食べれたん？ええよ、ええよ。頑張ったな。その後は？吐いてない？」
亮「うん……ただ………すっごい眠い……」
大「うん、そっか、そっか。夜は？食べれそう？」
亮「少しなら………」
大「ん、分かった。」
ご飯作るために寝室を出て、リビングへ
そうすると
綺麗にお昼ご飯の時に使った食器が洗ってあった
無理せんくてええのに………って思いながら
俺のご飯と亮ちゃんのご飯を作った
"トントン"
大「亮ちゃん、ご飯。起きられる？」
亮「んっ…………ありがと。」
ご飯も２口位しか食べられなくて
その後すぐ寝た亮ちゃん
明日には、楽になってるとええな……
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作者名：しょーゆぽんず x他1人 | 作成日時：2020年3月19日 18時
