Y E L L O W ! ! ２

× AKANISHI JIN ページ6

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内容：リアル設定(亮ちゃんはエイト所属、仁くんはフリー)不倫関係
呼び方：仁、亮ちゃん



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“ 依存症 ”



仁『今日、会いたい。』

仁『亮ちゃんの家で待ってるね』



ドラマの休憩中、入っていたメッセージは仁からだった。

メッセージを見てすぐに『分かった。何か食べる？』なんて入れてしまう俺はきっと相当仁に依存してると思う。



仁とこの関係になってからもう５年。

会える回数は１ヶ月に２回ぐらい。

それでも俺は満足だった。



会いたいって言って来てくれて、俺を求めるかのように名前を呼んでくれて、優しく抱きしめてくれて。

いけない関係、そんなことは分かっていても抜け出せなかった。



なんでこんなことしてるんだろうって思って辛くなる日もあるけど好きっていう気持ちには勝てなくて。

仁が結婚してから初めて気付いた自分の気持ち。

仁は遊びとしか思ってないかもしれないけど、またねって言われる度に本気で好きなんかなとか少しでも期待して。

こんなこと続けてもいいことなんかないのに、自分がどんどん辛くなっていくっていうのは分かってるのに。

それでも俺は仁に依存してたいんだ。



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仁「、おかえり」



亮「ただいま」



仕事を終えて帰ると、仁が出迎えてくれた。

おかえりって言われて、ただいまって返すとすぐに抱きしめてくれて。

仁から香る少し甘い香水の匂いがふわっと俺を包み込んで、それだけで心が満たされた。



亮「仁、ごはn………ん、んっ」



仁「ご飯より亮ちゃんから食べたい。ねぇ、シよ？」



亮「…あ、ちょ、」



返事もしないうちに軽々と抱き上げられてベッドに連れて行かれる。

優しく降ろされると仁は俺の頭を撫でて、いい？って聞いてきて。



仁が奥さんとレスなのは知ってるし、もう何年もしていないのも知ってる。

だからこそ、余計に、仁が俺を必要としてくれる気がして明日のことも考えずに頷いてしまう。



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