・ ページ42
・
MARUYAMA side
渋「お前さ、それは、あれやんか。違うやんか。」
安「大倉。大倉はウザイって感じとるかもしれんけど、亮は大倉が思ってる以上に大倉のこと好きなんやで？」
「報道が出てからも仕事はしっかりやって、記者さんに聞かれても大倉のことはなんも言わなくて大倉を守ったし、ウチに来ても自分の何が嫌だったんだろうって、何か悪いことしたかなって考えて。ご飯食べたかな、寝れたかなって心配そうに大倉のこと考えてさ。亮は恥ずかしがり屋やし素直やないところもあるけど、連絡するんが亮なりの愛情表現やったんやないん？」
「それに連絡のことも仕事のことも、亮はなんも悪くないよな？心配して連絡するのも、誕生日やクリスマスだって一緒に過ごしたいのも当たり前やん。」
「それやのに大倉は？連絡も返さず誕生日やクリスマスは亮やなくてこの人選んで？この人には連絡返してたん？この人となら一緒に誕生日もクリスマスも過ごしてたん？」
横「ちょ、ヤス」
安「もう無理、耐えられんの。あんな亮見るん。毎日毎日帰ってきては泣いて、寝るのも泣き疲れて。ご飯もまともに食べんし、なんも飲まん。どんどん痩せてって本当に見てるだけで辛いん。なんも出来ひん自分が嫌になる。」
「それでもたまに泣き止んで悲しそうな顔しながら僕に言うん。大倉の為に頑張った料理も、大倉の為に買ったプレゼントも全部無駄やったなって。心の中では嫌やったんかな、やったら逆にありがとうって言わなアカンな、やっぱり俺は無理やったんかなって。」
「なぁ大倉、本当に最低なんはどっち？」
ホンマに怒らせたらアカン人ってヤスやな。
うん、絶対そうや。
大倉に向かって僕の思ってたことを全部綺麗にまとめて大倉に言ってくれて。
亮ちゃんが大倉のことを大好きだって言うのは近くで見てる僕らは分かってた。
やのに近すぎたんかな？
近すぎたらしい大倉には全然伝わってなかったみたいで。
じゃあお前はどれだけ愛されたら気が済むんだって話やな。
亮ちゃん、大丈夫かな。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しょーゆぽんず(プロフ) - ychl710さん» コメントありがとうございます♪これからもニヤニヤしていけるような作品を作って行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします♪リクエストもお待ちしております！ (2021年1月5日 12時) (
レス) id: ac674a0369 (このIDを非表示/違反報告)
ychl710(プロフ) - リクエストではないのですが毎日読み返してはニヤニヤしています^^無理せず頑張ってくださいね！応援しています！大好きです！ (2021年1月5日 10時) (レス) id: 4f63776b45 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆぽんず(プロフ) - りょんぴっぴさん» コメントありがとうございます！リクエスト、了解しました！次のお話は移行先になるのですが、赤星になったら移行するので遅れてしまうかもしれません。ご了承ください。 (2021年1月2日 2時) (レス) id: ac674a0369 (このIDを非表示/違反報告)
りょんぴっぴ(プロフ) - リクエストよろしいでしょうか？リアル設定で亮ちゃんとが好きすぎて家でも楽屋でも収録中でもLIVE中でも亮ちゃんにベッタリな独占欲強めのデレデレ大倉さんのお話を書いていただきたいです。よろしくお願いいたます！ (2021年1月2日 2時) (レス) id: 921f37c1fc (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆぽんず(プロフ) - りーさん» コメントありがとうございます！赤星になるよう星をポチッとお願いします♪これからもよろしくお願いします!! (2021年1月2日 0時) (レス) id: ac674a0369 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しょーゆぽんず | 作成日時：2020年12月4日 18時
