検索窓
今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:69,848 hit

ページ4





亮「おね、が………ます………も……無理……」



スタッフ1「じゃあ、今日はここら辺にしようか。また明日の撮影でね。」



やっと開放される。



フワフワする頭で、それだけは考えられた。

スタッフさんがドンドンと自分の服を着ていって、ホンマにもういいんやって思うと安心して涙が出た。



その時、ドアの鍵が開くガチャって音がして無意識にドアの方を見た。

また新しい人が来るんじゃないかって怖くなったけど、それは違って。



俺の、大好きな顔があった。



亮「す、……ばくっ………」







渋「…………」



ドアを開けた瞬間、思わず閉めようかと思った。



そこはあまりにも悲惨で。



裸のまま、床に寝かせられて泣いてる亮。

その周りには、男のスタッフが4人。



すぐに俺は亮の元へと駆け寄った。







渋「亮、ホンマにごめんな。(サスサス」



安「亮、丸が毛布持ってきてくれたで。掛けようか。」



大「亮ちゃん、今、信ちゃんが山Pに連絡してるからな。」



ドアが開いたと思ったらすばるくんが居た。



すぐにすばるくんと章ちゃんと大倉が駆け寄ってきてくれて。

丸と横山くんは、スタッフさんと何か話してて。

村上くんは智に電話してて。



もう、何が正解なのか分からなくて。

今、どうすればいいのか分からなくて。

ただ、涙を流す事しか出来なかった。



亮「…………………」



それでも周りの景色はドンドン変わっていった。

あのスタッフさん達が誰かに連れてかれて、いつの間にか周りにはメンバー全員おって。

それに、警察みたいな人達も沢山いて。

お偉いさんも沢山いて。



もう大丈夫なはずなのに、怖くて怖くて。

メンバーでさえも信用出来なくなった。



・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (127 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
178人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しょーゆぽんず | 作成日時:2020年5月31日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。