・ ページ37
・
緑「ママ、おきがえしたらクリーム食べてい？」
亮「ええけど、ちゃんと歯磨きするんやで？」
緑「はーいっ！」
少し早めの夜ご飯を食べて、たぁくんとお風呂に入って。
たぁくんは、アイスクリーム(通称クリーム)が食べたくて仕方ないみたいで、お風呂から出たら光の速さで章ちゃんの元に向かって。
俺はとりあえず、トイレに行きたかったからリビングには行かずにトイレに寄って。
その時に気づいた。
少しだけ出血してて。
もう正産期だし、おしるしかなぁなんて冷静に考えられた。
亮「章ちゃん、多分やけどおしるし来てた」
安「うぇ？ホンマに？」
亮「うん、明日か今日の夜かな？」
安「そっかぁ。たぁくんもやっとお兄ちゃんになるなぁ。」
緑「にぃちゃ？」
バニラアイスを口の周りいっぱいにつけて、キョトン顔のたぁくん。
安「うん、お兄ちゃん。赤ちゃん産まれるかもしれんよ？」
緑「やったぁ！」
亮「お兄ちゃん頑張ってな？」
緑「うんっ！」
その後、バニラアイスいっぱい付けてるたぁくんに歯磨きさせて寝かして。
ホンマに、あと少しでお兄ちゃんなんや。
・
亮「んんっ…………ふぅ………」
安「来た？」
亮「うん……」
安「寝たいのになぁ……」
亮「うん………」
寝ようとした時に陣痛が始まった。
寝ようとした時やったから、体力的にもしんどくて。
寝ようとしても、陣痛が１５分起きにくるから寝れなくて、ただただ体力が奪われていった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しょーゆぽんず | 作成日時：2020年5月10日 13時
